残雪と新緑と青空と【第1日】 [尾瀬ケ原]
【 ↑↑↑ 霧に包まれた朝の尾瀬ヶ原。初日の写真は少ないので2日目の写真から ↑↑↑ 】
このところ急激に気温が上がり,真夏日を記録する日もあり,尾瀬の雪融けも急速に進んだ。
あんなにあった尾瀬ヶ原の雪も溶け,今週半ばには尾瀬ヶ原湖が出現,それさえも急速に水が引いてしまい,今週末には消滅しそうな勢いだ。
それでも,少しでも天気が良いなら,ミズバショウ咲く早春の尾瀬が見たいと考えていた。
しかし,週末の天気予報が今ひとつパッとせず,なかなか重い腰が上がらない。
時間はどんどん過ぎ,1泊で尾瀬に行くにはギリギリの時間になってやっと行くことを決めた。
【 ↑↑↑ 超定番ポイント。雪解け水と雨のため増水してミズバショウも水没 ↑↑↑ 】
渋滞もなく,鳩待峠に着いたのは午後2時半。
日差しはあるが天気はあまりよくない。所々残雪の残った登山道を踏み抜きに注意しながら恐る恐る歩く。
鳩待峠~山の鼻間の残雪は80%程度は消えているが,踏み固められた雪は滑って歩きにくい。
途中で薫さんに出会う。明日予定があって今日は日帰りだそうだ。
ちょっと立ち話をして先を急ぐと,山の鼻に着く頃には日差しは完全になくなり,さらに悪いことに霧が辺りを覆い,視界はほとんどなくなった。
考えようによっては朝靄に包まれた早朝のようなイメージなのだが,写真を撮っている余裕はなく,足早に竜宮小屋に向かう。
時折見える新緑と残雪の白の組み合わせが良い感じだ。
何とか夕食前に小屋に到着・・・。
【 ↑↑↑ 徐々に霧が晴れる。確実に天候は回復に向かっている ↑↑↑ 】
急いで風呂に入り,夕食をとる。
今日は夕焼けは完全に無理そうだから落ち着いて食事ができる。
今日の宿泊客は20名程度。もっと混んでいると思ったが意外にも少なく驚いた。
誰か知り合いがいるかとも思ったが,horiguchiさんは日帰りだし,てばまるさんは見晴にテン泊だしなぁ・・・
と諦めて部屋で横になったら,疲れがドッと出て動けなくなった。
ふと気付くと遠くでてばまるさんの声が・・・。下に降りて澄夫さんを交え3人で消灯時間までゆっくり談笑した。
こうした時間は尾瀬に来た時の楽しみの一つだ。
今晩は霧も濃く,星の撮影は残念ながら厳しい様子なのでゆっくり休めそうだ。
鳩待峠~山の鼻~龍宮小屋(17,336歩)
【 ↑↑↑ 少しずつ霧が動き,幻想的な朝を演出してくれる ↑↑↑ 】
2017-05-30 23:01
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コメント(2)
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どうも週末はお世話になりました。日中にhoriguti さんとお会いした以外は知り合いも来てないのか~と龍宮小屋に遊びに行ったらAquaさん来てますよ~ということで暫く下りてくるのを待ってましたが、来ないのできっと寝てるから起こしてきたらと言う澄夫さんの計らいで部屋まで伺いました(^-^;) やはり仲間と談笑出来るのは尾瀬の楽しみでもありますね。
by てばまる (2017-05-30 23:32)
てばまるさん,今週末は御世話になりました。今回もてばまるさんが来てくれたお陰で楽しい尾瀬になりました。しかも天気も早めに回復してくれたので,新緑眩しい尾瀬を堪能できましたね。
by Aqua (2017-05-31 00:48)