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新雪眩しきアヤメ平 [アヤメ平]

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【モルゲンロートに染まるアヤメ平の崖】

先週,新雪のアヤメ平を歩いてきた時の様子を簡単にまとめましたのでご覧ください。

11月12日(木) 快晴
11月も半ばを過ぎ,尾瀬では雪の降る日もその量も日増しに増え,文字通り「遙かな尾瀬」になろうとしている。降雪と雪解けを何度かくり返し,やがて真冬の眠りにつく・・・。しかし,尾瀬が雪に閉ざされ眠りにつく僅かな間隙を縫って尾瀬に会いに行ける年もある。純白の雪に覆われたその姿は凜として気高く神々しい。訪れるどの季節よりも間違いなく美しい。そんな神秘的な初冬の尾瀬を垣間見る事ができるのが,アヤメ平である。

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【上空から眺めたモルゲンロートに染まる初冬のアヤメ平】

前日に車を走らせ道の駅で仮眠後,車で富士見下へ。ここの積雪はわずかだが,富士見峠は30cmぐらいはあるだろうか。物音一つしない真っ暗な道をいつ現れるか分からない熊の幻影に怯えながら,ただひたすら距離を稼ぐ。轍もすぐになくなり,目の前に延びる道の先にあるのは,降り積もったフワフワの新雪とそこに付けられた小動物の足跡だけだ。高度が上がるとだんだん雪が深くなるが,流石にここまでくれば熊が来ることはないだろう・・・。

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【一部見える尾瀬ヶ原も結構積雪しているようです】

アヤメ平の直下に着く頃にはヘッドライトは必要なくなっていた。気温は-5℃。新雪は20~30cm。時間的にそろそろ陽が昇る頃だ。そこで寒さに耐え,暫く待った。やがて,アヤメ平の崖が淡いピンク色に染まり始める。その頃合いを見計らって空撮開始。

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【降雪直後なので樹木にたくさん雪がついていて初冬の雰囲気たっぷりでした】

今までも朝陽に染まるアヤメ平を見たくて歩いたものの,雪に阻まれ悔しい思いをしたことが何度もあるが,今は代わりにドローンが飛び回り,茜色に染まるアヤメ平や至仏山,尾瀬の彼方の会津や越後の山々を上空から見せてくれた。気温が低いせいかバッテリーの減りが速い。登山道からだと電波が遮られるため飛行できるところには制約が多いが,なんとか素晴らしい光景を見ることができた。

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【クリスマスツリーのように綿帽子をかぶったオオシラビソ】

昨年は天候の悪化で撤退したが,今年は天気も安定しているし,時間もたっぷりあるので予定通りアヤメ平に向かう。新雪は見た目には繊細で儚げだが,歩くことを考えると非常に厄介である。時にはスノーシューを装着し,呼吸を整え,一歩一歩意識して歩を進めなければならない。踏み込んだスノーシューに崩れ落ち覆い被さった雪を乗せたまま歩き続けることもあり,目的地に着くまでに通常の何倍もの時間がかかる。幸い,富士見下から富士見峠までの道は林道なので比較的歩きやすいが,問題はそこから先である。降ったばかりのサラサラの雪が木道や湿原に降り積もり,強風がそれを均してしまうためルートが分からない。残雪期と違って雪が締まっていないため,不用意に歩くと木道の隙間にも池塘にも落ちてしまう危険性があるのだ。

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【アヤメ平は風が強いため降った雪も飛ばされ,積雪自体はそれほど多くありません】

歩くたびにフワフワの雪に体力を吸い取られる感じである。時々木道を踏み外し,その間に嵌まりながらも時間をかけて富士見田代に到着した。純白の雪に覆われた無垢の情景を期待していたが,池の周囲や池の上は既に小動物の遊び場になっていたようだ。さらに,たっぷり時間をかけてアヤメ平に到着した。雪は先週よりも若干増えているようだが,池塘は一部がまだ氷結していない。雪原からも一部草が見えている。遠くには会津・越後の真っ白な雪を被った山々が聳えていた。

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【閉ざされゆくアヤメ平の池塘。まだ完全に凍ってはいません】

木道やベンチの雪は強風に飛ばされてほとんどない。朝強かった風もやっと収まり,ベンチも太陽の光で温められてぽかぽかのハイキング日和。ベンチで昼食後アヤメ平を後にした。帰り道,この日会った唯一の登山者からラッセルのお礼まで言われてしまった。さらに,帰り道を急いでいると大きなシカが3頭,ほんの数メートル先を横切った。思いもよらぬハプニングに最後はどきどきだったが,コロナに振り回された2020年の尾瀬のシーズンを無事に終えることができたことに感謝したい。

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【アヤメ平の風紋。風が作り出す不思議な模様がたくさんありました】

※国交省ドローン情報基盤システム(DIPS)登録,関係諸機関への連絡・調整済みです。
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新雪のアヤメ平 [アヤメ平]


【今回撮影した空撮動画のダイジェスト版です】

 真冬並みの寒気が押し寄せ,尾瀬周辺もすっかり雪景色になったとのニュースを聞き,11月22日新雪に覆われたアヤメ平に向かいました。
 前夜に自宅を出発して,ヘッドライトをつけて富士見下から歩き始めます。歩き始めは5cm程度ですが,踏み跡は一切なく,あるのはシカやクマ,ウサギなどの小動物の足跡のみです。降ったばかりのフカフカのパウダースノーの上を歩くのは最高の気分でした。

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[今回の最高到達地点。天候が急激に悪化してきたのでここで引き返しました。]

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[さらさらな雪の表面。よく見ると小さな結晶がいっぱい・・・]

 出かける時間がやや遅かったこともあり,日の出には間に合いませんでしたが,そこは当初の予定通り空撮でカバーしました。
ドローンが素晴らしい光景を見せてくれました。その画像を含めて紹介します。
【空撮に当たっては関係諸機関に連絡し,許可取得済みです】

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[尾瀬の雪景色はやはり秀逸。その中でも朝日に染まる光景は何度見ても神々しいです。]

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[朝陽を浴びたアヤメ平と至仏山。]

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[尾瀬ヶ原もやっと白い雪に覆われました。]

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[新雪を纏った燧が岳にも清々しい朝が訪れます。]

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[富士見小屋や富士見田代も眼下に見えます。]

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[まるで粉砂糖を振りまいたような風景です。もう既に尾瀬はクリスマスモード。]

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[少しと桁行が際結氷し,落ち葉を閉じ込めます。]
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草紅葉輝く尾瀬を巡る【1】 [アヤメ平]

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【草紅葉最盛期のアヤメ平の上空からの眺めです】
[空撮に当たり関係諸機関に連絡し,各種法令遵守の上,許可を得て撮影しています]

オフ会の時もいつになく遅いヤマドリゼンマイの黄葉の進み具合が気になっていたが,高い気温の影響か紅葉の進み具合が全体的に遅れているようだ。それでも9月も終盤となり,朝晩かなり涼しくなってきたので,尾瀬の風に誘われ出かけることにした。

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【綺麗なマユミの実が鈴なりになっていました。】

秋雨前線も消え,移動性高気圧によってもたらされた久しぶりの晴天。渋滞とは縁遠い朝の道を快調に走り,鳩待峠に着いた時は午前9時を回っていた。絶好の行楽日和なのだが,平日とあって入山者はかなり少なめだ。中学生らしい20人ほどのグループが,尾瀬ヶ原に向け出発したあとは,秋風が木々を揺らす音だけが微かに響く鳩待峠の時間がそこにあった。

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【アヤメ平の草紅葉は今が最高潮。上空の雲も秋らしいです。】

尾瀬ヶ原よりも高度もあって,より紅葉が進んでいると思われるアヤメ平を経由して尾瀬ヶ原に向かうことにした。行き交う人もほとんどいない静かな登山道をいつものペースで歩き始める。森の中に鏤められたツタウルシの赤や色づき始めたモミジやブナの黄などの葉,珍しいキノコを見つけては嬉しくなる。しかし,いつもの年と比較すると紅葉の進み具合はかなり遅れている感じだ。ふと見つけた秋をスナップ程度に写してみると,見た目以上に鮮やかな色付きにハッとさせられる。

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【アヤメの崖の紅葉はちょっと先のようです。】

湿った木道に時々足を取られそうになりながら着いた横田代は,草紅葉がピークを迎えていた。。その湿原はすっかり秋色に染まっていたが,目を凝らすと,紅葉したキンコウカが逆光に照らされ,透明感のあるオレンジ色のステンドグラスのように輝く。

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【逆光を受けて,クマザサの葉が輝いていました。】

周囲の山々も秋本番に向けてまだまだ準備中だったが,黄色や赤一辺倒ではなく,たくさんの色に包まれ寧ろ変化があって楽しいくらいだ。そんな湿原で空撮をしたり,秋風に吹かれたりしながらのんびりと時間を過ごす。

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【写真に撮ると葉の色が結構変わってきていることにビックリ・・・】

アヤメ平に向かう道の途中,何カ所かで木道の修復工事が行われていた。雪に閉ざされる冬に向け,急ピッチで工事は進む。工事用の資材が木道脇に置かれ,あちこちで木道工事が忙しそうに行われるようになると,もうすぐシーズンも終わりだなぁと実感する。

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【富士見池周辺の秋と秋の空】

秋色のアヤメ平周辺の様子をドローンからの映像で確認したが,紅葉よりも逆光に銀色に輝くクマザサの葉が綺麗で印象に残った。アヤメ平で昼食後,山小屋に電話をして,久しぶりに第二長蔵小屋に泊まることになった。

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【陽の傾き欠けた尾瀬ヶ原で,まず空撮してみました。】

人通りも少なく濡れて滑りやすい木道,急な下りが続く長沢新道を慎重に下り,龍宮十字路に着く頃には日も傾いていた。ベンチに荷物を置き,日が沈む前に空撮を行う。
今朝は霜が降りる程冷え込んだので,ヤマドリゼンマイが黄葉を通り越して一気に枯れていないかと不安だったが,上空から見ると赤茶色に見えていた。確認するまでちょっと心配である・・・。

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【夕日に輝く尾瀬ヶ原と景鶴山】

急ぎ,第二長蔵小屋に向かい受付を済ませ,黄昏時の見晴のベンチで徐々に暮れていく,夕暮れの空を眺めると,直前まで出ていた雲はいつの間にか消え,至仏山の端はピンクやオレンジの混じり合った複雑な色合い・・・そして上空に目を移すと徐々に濃くなる群青色・・・。時間とともに変わっていく舞台背景の色の移り変わりをじっくりと味わった。

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【スポットライトを浴びてダケカンバも輝きます。】

今日は月もなく星の撮影には最高の条件だったが,見晴地区ではロケーションも良くないし,星の写真が撮れるところまで遠征したい気分でもないので今宵は撮影を諦め,早々に休んだ。いつもなら寝る間を惜しんで撮影に勤しむところだが,こんな贅沢もたまにはあってもいい・・・。

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【夕暮れを見ながら見晴でまったり・・・】
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12月のアヤメ平から [アヤメ平]

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【生まれたての光に包まれるアヤメ平】

12月2日。日帰りでしたが,色々撮影できて満足できる2018年の「ラスト尾瀬」となりました。
その時の様子をいつものように日記風にまとめました。

12月2日[快晴]
新雪が降った上,快晴が予想されるこれ以上ないくらいの初冬のアヤメ日和・・・
にもかかわらず拠ん所ない事情により見送らざるを得ない状況に置かれた所に,尾瀬仲間のアヤメ平からの眩い画像が届く。前回の尾瀬が「ラスト尾瀬」のつもりでいたが,チャンスがあるなら,行ける時に行っておこうと気持ちが揺れる。週末は晴れの予報か・・・しかも,その直前まで雪が降るようだ。新雪たっぷりのアヤメ平が呼んでいた。

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【三日月の光に照らされる富士見池。新雪が淡い光に輝いていました。】

「まだ行けるかも」と出しっ放しになっていたリュックに最小限の荷物を詰め,前夜に出かけた。
金精峠を越えると道路は真っ白。願ってもない状況だ。あとは日の出前に天気が回復するかどうかだ。富士見下には全くと言っていいほど雪は積もっていない。歩き出すにはありがたい・・・。

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【夜明け前のアヤメ平。東の色が徐々に茜色に染まっていきます。】

先週アヤメ平に向かった尾瀬仲間か,先行者のトレースを期待したが,目の前に広がるのは一面の新雪。代わりに道案内するかのように付けられたウサギや小動物の足跡が多数。所々にシカが落ち葉を掘り返したような所もある。積雪は,富士見小屋付近でもこの時期としては驚くほど少なく15~20cm程度しかなく,おかげで一人のラッセルも楽々。

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【ビーナスの帯は東の空に雲があったため半分だけ・・・】

問題はここから先だ。
木道が雪で覆われ足の置き場を間違えると,雪に嵌まって動けなくなる。道を探りながら慎重に進む。
漸く到着した富士見池。空には満天の星,そして地上でも三日月の光を受け降ったばかりの雪がキラキラと輝く。此処で30分ほど星の撮影を試みる。じっとしているとやはり足下から冷えてくる。気温は-10℃。

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【アヤメ平に日が差すと自分の影が映ってしまうのでこのアングルにならざるを得ません。】

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【モルゲンロートのアヤメ平と燧ヶ岳】

日の出前にアヤメ平に着きたい。が,なかなか思うように進まない。夏なら10分程度の道が倍以上の時間をかけてアヤメ平に到着。のどの渇きを覚え,ペットボトルのふたを開けると,中身はシャーベットドリンクに様変わり。
撮影の準備をしながらその時を待つ。期待のビーナスの帯は東にあった雲に光が遮られ見れるのは東側半分程度。ちょっと残念だが,少し待っていると雲が移動し至仏山やアヤメ平もオレンジ色の光で満たされた。

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【ドローンには横田代まで遠征して貰いました・・・】

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【新雪を纏ったアヤメ平の樹林帯】

モルゲンロートに輝くアヤメ平を撮影すべく,冷え切ったアヤメの上空にドローンが舞い上がる。
モニターに映るアヤメ平の光景は,見事としか言いようがない。横田代や白尾山にまでドローンを飛行させ,見慣れない風景に見とれた。
何度か撮影しているうちにだんだんと風も強まってきたので,富士見田代で最後の撮影を済ませて一気に下山した。着いた戸倉はアヤメ平の光景が嘘のように暖かな日差しと暖かい空気に包まれていた。

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【白尾山方面から見た富士見小屋からアヤメ平に続くルート】

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【新雪の上に見られるのは小動物の足跡のみ・・・】

【空撮に当たっては,各種法令を遵守し,関係各所の許認可取得済です。】
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真夏の尾瀬縦断【1】 [アヤメ平]

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前回の尾瀬を歩いて既に1か月が経ち,尾瀬はワタスゲやニッコウキスゲの季節を飛び越え,既に晩夏の様相さえ見せている。
連日続く観測史上の最高の暑さからの避暑を兼ね尾瀬に向かった。
鳩待峠から,まず向かったのはアヤメ平。いつもならキンコウカが見頃となる時期だ。
しかし,異例ずくめの今年は既にピークは過ぎていると思われたが,できたらその名残だけでも見たいと思った。

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【↑↑↑↑↑ 崖の側からみたアヤメ平 ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 池塘の周りはキンコウカの咲き終わりがたくさん ↑↑↑↑↑】

好天の予報を信じて疑わなかったが,期待も空しく空は一面の雲に覆われている。
そんな天候もあって森の中は幾分気温が低いが,湿度は高く,少し歩くだけでも汗が滴り落ちる。
所々にアリドオシランやツルリンドウ等の花もあり,撮影に時間をかけては,ちょっと一息つく。
やっと着いた横田代やアヤメ平は,黄色いキンコウカに覆われていたが,花の見頃は完全に過ぎていた。残念・・・。
天気は相変わらずで空撮する気分ではなかったが,暫く飛ばしていなかったので練習を兼ねて飛ばしてみる。
晴れていたら最高なんだけどなぁ・・・

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【↑↑↑↑↑ アリドオシラン ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ ツルリンドウ ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ トモエソウ ↑↑↑↑↑】

ここまで登ってくると暑さは気にならない。吹き抜ける風も爽やかだ。
花の写真やドローンでの撮影にじっくりと時間をかけていたため予定よりも遅くなってしまった。
先を急がなくては・・・。人通りの少ない長沢は,平日と言うこともあり,行き交う人はほとんどいない。
静かな尾瀬を満喫できたが,人通りのない薄暗い道を一人で歩いているとやはり心細い。
いつもの龍宮十字路が見えてきた時にはホッとした。

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【↑↑↑↑↑ 夕暮れの龍宮十字路。低い雲が西の空の半分を覆い隠していました。 ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 空の色を映して池塘も綺麗に染まります ↑↑↑↑↑】

ちょっと一休みして,龍宮小屋の受付を済ませる。今日の宿泊者は9名。平日ということもあり,小屋の中はひっそりとしている。活気のある小屋もいいけれど,こういうのもありだなと思う。早めに風呂や夕食を済ませ撮影に備える。
小屋主さんの話ではここ連日のように夕焼け空が見れているという。確かに空もだんだん明るくなり,焼けそうな気配だ。
カメラを抱えて池塘の傍で待っているとだんだん東の空が赤く染まってきた。池塘も空の色を映してオレンジ色に染まっている。東の空だけでなく西の空も真っ赤だが,下にある低い雲に阻まれて一部見えないのは非常に残念だ。ここまでそれほど写真が撮れなかったのでほっと一息。
薄暗くなるまで撮影していたが,一旦部屋に引き上げる。

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【↑↑↑↑↑ 龍宮小屋の上に広がる天の川 ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 大接近を終えたばかりの火星と天の川。戸倉の光害が気になります。 ↑↑↑↑↑】

天気は確実に回復している・・・ これなら星景写真撮影も可能か。
月が昇る前に撮影しなくてはと思い,消灯時刻を待って龍宮十字路へ。願い通りの満天の星空だ。
南天には大接近を済ませた火星が赤く大きく輝いていた。天の川もはっきりと見えていた。
心置きなく星の撮影をして,満足の一日となった。終わりよければ全て良し・・・だ。
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梅雨の晴れ間に・・・ 【3】 [アヤメ平]

大変遅くなりましたが,先日のアヤメ平から尾瀬ヶ原を歩いてきた時の空撮映像を「動画」と「360°パノラマ」にまとめました。
初夏の風吹き抜ける雲上の楽園と朝靄漂う尾瀬ヶ原早朝の様子を御覧ください。
なお,ドローンでの動画撮影は,ドローンの音が入ってしまうため基本は無音です。
そこに現地で録音した環境音を重ねて動画を作成していますのでリアルタイムの音ではありませんので悪しからず・・・

動画は,再生時に出現する歯車アイコンをクリックし「1080P」または「720P」を選び全画面表示で,360°画像も「THETA」の文字をクリックしてから,全画面表示で御覧ください。
【ドローンでの空撮に当たり,関係各所に許認可を頂いて撮影しています。】


【アヤメ平での空撮が中心で,後半1/3が朝靄の尾瀬ヶ原の空撮です】

Spherical Image - RICOH THETA


【 ↑↑↑ 横田代上空からの360°画像です ↑↑↑ 】


Spherical Image - RICOH THETA


【 ↑↑↑ 「天上の楽園」アヤメ平上空からの画像です。現在も復元作業進行中です ↑↑↑ 】
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梅雨の晴れ間に・・・ 【1】 [アヤメ平]

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梅雨入りしてから全国的に不安定な天気続きだったが,週末は台風一過の貴重な晴れ間が広がりそうだ。
ミズバショウとニッコウキスゲの端境期で訪れる人は減るものの,レンゲツツジやワタスゲが湿原を彩り,この時を待ちわびた植物で湿原埋め尽くされる。

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いつでも出かけられるように荷物は常にスタンバイ状態だが,出発の最終決断ができずにいた。しかし,SNSに溢れる尾瀬の情報が背中を押した。

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11時頃に鳩待峠着。雲に覆われた戸倉とはうって変わり,一面のコバルトブルーの青空が眩しい。戸倉とは僅かな距離なのに,ここまで天気が変わるものか・・・と狐につままれた気分。
この時間尾瀬ヶ原に行っても見慣れた光景しか撮影できないと思い,まだ空撮していなかったアヤメ平に向かうことにした。

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新緑のカーテンの隙間から零れる木漏れ日が降り注ぐ森の中を小鳥の声を聞きながらのんびりと歩く。日曜日だが行き交う人も僅かだ。
緩い上り坂を1時間ちょっと歩くと,広々とした横田代に出た。イワカガミやヒメシャクナゲがたくさん咲いていて時期的にもちょうど見頃だった。湿原を吹き抜ける乾いた風に,ワタスゲが一斉に揺れる・・・。ここは,数はそれほど多くはないようだ。

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ベンチに荷物を置き,空撮の準備をする。横田代上空から見える尾瀬ヶ原やアヤメ平の光景など普段目にすることのない光景がモニタに映るとワクワクする。
計画もないまま,あちこちフラフラしながらバッテリー1本分を使い切ってアヤメ平に向かう。相変わらずの好天で日差しが強く,気温も高めで森の中に入るとほっとする。日陰が恋しい時期となった。

アヤメ平を歩いていたら,突然目の前にボランティア活動を兼ねて入山した薫さん,まさかまさかの登場。薫さんの話では,てばまるさんもアヤメ平に向かっているとのこと。皆,考えることは同じみたいだ。
てばまるさんを待つ間,ここでも空撮を行う。数m上空から見るアヤメ平。植生回復事業が延々と続けられているが,まだまだ道半ばという感じがする。一度土がむき出しになった部分は,なかなか植物で埋まらない。
明日の朝に期待して宿泊することに決め,龍宮小屋に電話をすると,混雑しているようなので燧小屋に宿泊することにした。

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すると,てばまるさんがひょっこり現れた。雲も多くなってきたので急いで空撮するという。それをアヤメ平のベンチで見届けて尾瀬ヶ原に向かう。ほぼ予定通りの時間で燧小屋に到着。暫くぶりの宿泊だが,部屋に入ると真新しい畳の香りがした。風呂も数年前に改装されて新しくなっていた。
しかも,この日の宿泊者は全部で6名。美味しい食事をたっぷりいただき,早めに休んだ・・・。

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【ドローンでの空撮に当たり,関係各所に許認可を頂いて撮影しています。】
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アヤメ平なう [アヤメ平]

薄日が射していますが雲がだんだん増えてきました。
風も強くとても寒いです。

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ラスト尾瀬 2014 [アヤメ平]

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【↑↑↑↑↑ 見た目ではそれほど雪は多くないようですが,意外に積雪してました ↑↑↑↑↑】

 尾瀬締めはやはり雪を見たいと思い,11月22日日帰りで,アヤメ平に行ってきました。
天気が良ければ朝のうちに行こうと決めていたのですが,午後の方が良いとの予報だったので
家で朝食をとってからゆっくりと出かけました。

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【↑↑↑↑↑ 色彩が豊富な点は朝と同じでも,夕暮れは寂しさが漂います ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 赤い光は徐々に高所に集約され,空に吸収されます ↑↑↑↑↑】

富士見下を出発したのが正午。日中の撮影は諦め,夕景色や星空を見ることに重点を置きました。
雪は思いの外深く,田代原までは5~10cm,その先はどんどん深くなり,
途中まであった轍もすぐになくなりました。吹き溜まりには30~50cm程度の積雪です。
富士見小屋から上部は深い雪で歩きにくい上,木道が新雪に隠され,落とし穴状態になっていました。
何度か木道から落ち,雪まみれになりながらいつもより時間はかかりましたがアヤメ平に到着。
急激に光を失っていくアヤメ平を堪能しました。

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【↑↑↑↑↑ 淡い光が,凍りついた池塘の細かなディティールを浮かび上がらせます ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 今年最後の尾瀬でも星空を見ることができました ↑↑↑↑↑】

しかし,徐々に明るくなる朝とは反対に,徐々に暗くなっていく光景はやはり心細いものです。
日が落ちると,それほど時間もかからず満天の星空が広がりました。
すると,一気に冷えてきて,靴やズボンの裾などはバリバリに凍り付いてきました。
富士見田代で星の撮影をして今年の尾瀬締めとしました。
この時期に登る人は少なく,出会った人は全部で3名。一人はJUNさんでした。

アヤメ平・初冬【夜明け編】 [アヤメ平]

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今年,尾瀬を訪れる時は,月が満月に近かったり,夜になると悪天になったりして星の撮影はほとんどできませんでした。
今回も満月なので星の撮影はできないだろうと,初めから諦めていたのですが
富士見田代に着く頃は月も低くなり,星も少し見えてきたのでちょっとだけ撮影してみました。
今話題のアイソン彗星やラブジョイ彗星は時間的に無理だったので,今回は諦めざるを得ませんでした。

通常,富士見小屋からアヤメ平への15分足らずの道も,
木道から落ちないように,慎重にコースを選びながら,
そして,撮影しながら歩いて行くといつもの何倍も時間がかかります。

それでも荘厳なドラマの開演前にアヤメ平に到着できました。
空気の澄んだ晴天の朝,決まって見れる「ビーナスの帯」。今年もアヤメ平で見ることができました。
夜の紺色の帯が,夜明けのオレンジ色の帯にゆっくり下に追いやられ,
その光の一部が至仏山頂に届けられる,そのドラマの一部始終を目撃しました。

やがて,その光が少し遅れてアヤメ平にも届き,辺りをオレンジ色に染めていく光景は,
言葉では言い尽くせないほど感動的でした。
やっぱり,尾瀬の数ある光景の中で一番美しく,気高いのはやはり新雪の時期であると再確認しました。

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【↑↑↑↑↑ 紺色の「地球影」の上端のピンクに見える部分が「ビーナスの帯」 ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ ビーナスの帯を背景に ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ ついに至仏山にその光が舞い降りてきました。 ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 真っ白な平ヶ岳に積もった雪が朝の色に染まります・・・ ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ そして,アヤメ平にもその光が届く・・・ ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 見慣れた風景が一気に見違えるほどの光景に。 ↑↑↑↑↑】
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