季節外れの豪雪の尾瀬 【Part 3】 [尾瀬沼]
初日の尾瀬沼での夜は天候はばっちりであったものの月が早くから昇って来たため
星や月夜の撮影は止めて早めに休むことにしました。
そして迎えた朝。柔らかな春の日差しが,徐々に強まり山頂を照らしていきます。
【↑↑↑↑↑ 連日の降雪が燧ヶ岳を厳冬仕様に変えてしまいました ↑↑↑↑↑】
そして,太陽の光が純白の新雪の上を照らし始めると,表面の結晶が光を受けてキラキラと煌めく・・・
その輝きは宝石をちりばめたかのような美しさがあります。
朝の素晴らしい光景をじっくり眺めてから小屋に戻って朝食をとることにしました。
小屋で寝泊まりをしながらこのような景色を見ることができるのはとてもありがたいことです。
【↑↑↑↑↑ 深い雪のためこの雪原を歩こうという人は一人もいません ↑↑↑↑↑】
その後,大江湿原を少し散策することにしました。
といってもほとんどトレースのない場所を散策することは相当の気力と体力を必要とします。
湿原の周辺部をゆっくり一歩一歩確かめるように歩きながらヤナギランの丘まで歩いていきました。
ヤナギランの丘から見る,ほとんど踏み後もない大江湿原の眺めは爽快でした。
【↑↑↑↑↑ 長蔵小屋のツアー客が燧ヶ岳に向かった後は湿原も人がまばらです ↑↑↑↑↑】
少しずつ薄い雲が広がったので,そろそろ下山することにしました。
フカフカの雪に寝そべり上空を見上げると,ハロが現れていました・・・
【↑↑↑↑↑ ハロ出現。三本カラマツと・・・ ↑↑↑↑↑】
2013-05-03 11:03
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コメント(6)
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僕らが行った時より大分、沼は開けたようですが、たんまりの新雪が綺麗です。
by kyon2 (2013-05-03 11:30)
>kyon2 さん
沼はたぶんkazuさん達がいらっしゃった時と遜色ないと思います。寧ろ深い雪に覆われ一部現れた湿原が雪の下に隠れてしまったようです。一面の雪原では絵を作りにくいのでちょっと開いたところを見つけてそれを大きく取り入れて撮影しているので開いていたのはごくごく僅かでした。
by Aqua (2013-05-03 21:28)
ライブカメラを見てたらかなり溶け始めていたのが、一気に真冬状態ですね。我々の時は大江川の橋は完全に見えてましたが、この写真だと湿原と同じ高さまで積もってるので凄いです。
フカフカの雪に寝転んでいるアクアさんを想像してしまいました(^-^;)気持ちいいですよね。いつしかのアヤメを思い出します。
by てばまる (2013-05-03 21:35)
>てばまる さん
尾瀬沼の真ん中でやりたかったのですが,ここで。(^ ^;) 雪の上にヒトガタを作ってもその下にはたっぷり新雪があって起き上がるのは大変でしたが,いつまでもそうしていたい気分でした。
by Aqua (2013-05-03 22:01)
いろんなところでこの季節には珍しいほどの大雪になったりしましたね。
こういうのをラッキーと思われてシャッターを押すのもワクワクだったのでしょうね。
思いっきり寝ころんでしまいたい気持ちよくわかります。(^^)
by nousagi (2013-05-05 14:59)
>nousagiさん
そのため雪が深くて燧ヶ岳に登れない人が続出したり、尾瀬沼と尾瀬ヶ原の縦断をあきらめる人が多数出たようでみんな戸惑ってましたね。
by Aqua (2013-05-06 02:35)