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梅の香漂う偕楽園へ・・・ [野草]

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【遠くに見えるのは好文亭。風も穏やかで正に春爛漫といった感じでした】

天候に誘われて梅まつりの開かれている水戸の偕楽園と好文亭,藩校としては最大規模を誇った弘道館を歩いてきました。
 平日とあって,それほどの混雑もなく,暖かい風に乗って柔らかな梅の香りが漂う園内を久しぶりにゆっくりと散策できました。梅の開花状況はこちらも例年よりも10日から2週間は早めのようで,既に6~7分咲きとなり,間もなく見頃を迎えそう感じでした。

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【個体差はありますが平均すると6分咲き程度。例年よりも早く見頃を迎えそうです】

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【園内は綺麗に整備され,たくさんの種類の梅を見ることが出来ました】

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【2020年の梅大使に選ばれた方が,園内で一緒に写真を撮ってくださいました】

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【藩校として最大規模の弘道館も梅まつりの会場なのでそちらにも足を伸ばしてきました】
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早くもセツブンソウが見頃です [野草]

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【今年も姿を見せてくれたセツブンソウ。一部では群生も見られましたが数は少なめです】

記録的な超暖冬の影響で,セツブンソウも例年よりも早く見頃となっていると思い,栃木市星野の「四季の森」に行ってきました。
やはり,既にいくつものセツブンソウが咲いていましたが,地元の人の話では,今冬の雨不足の影響で花の数はかなり少なめでした。園内は,蝋梅の甘い香りに包まれマンサクや福寿草等の花も咲いていました。

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それ以外で非常に驚き,心を痛めたのは,昨年佐野市も水害に見舞われた台風19号の大雨の影響で,川の堤防や田んぼ,道路の路肩などあちこちに,上流から流された流木や砂等があちこちにたくさん見られたことでした。ここ「四季の森」も通路の一部が土砂で崩れているところもありました。
大雨,少雨などの過酷な自然条件に耐えて花を咲かせてくれた花たちの生命力に,ただただ驚き,感謝するばかりです。

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今年も宜しくお願いいたします [御挨拶]

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昨年はいろいろと御世話になり,ありがとうございました。
今年も引き続き宜しくお願いいたします。
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新雪のアヤメ平 [アヤメ平]


【今回撮影した空撮動画のダイジェスト版です】

 真冬並みの寒気が押し寄せ,尾瀬周辺もすっかり雪景色になったとのニュースを聞き,11月22日新雪に覆われたアヤメ平に向かいました。
 前夜に自宅を出発して,ヘッドライトをつけて富士見下から歩き始めます。歩き始めは5cm程度ですが,踏み跡は一切なく,あるのはシカやクマ,ウサギなどの小動物の足跡のみです。降ったばかりのフカフカのパウダースノーの上を歩くのは最高の気分でした。

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[今回の最高到達地点。天候が急激に悪化してきたのでここで引き返しました。]

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[さらさらな雪の表面。よく見ると小さな結晶がいっぱい・・・]

 出かける時間がやや遅かったこともあり,日の出には間に合いませんでしたが,そこは当初の予定通り空撮でカバーしました。
ドローンが素晴らしい光景を見せてくれました。その画像を含めて紹介します。
【空撮に当たっては関係諸機関に連絡し,許可取得済みです】

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[尾瀬の雪景色はやはり秀逸。その中でも朝日に染まる光景は何度見ても神々しいです。]

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[朝陽を浴びたアヤメ平と至仏山。]

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[尾瀬ヶ原もやっと白い雪に覆われました。]

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[新雪を纏った燧が岳にも清々しい朝が訪れます。]

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[富士見小屋や富士見田代も眼下に見えます。]

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[まるで粉砂糖を振りまいたような風景です。もう既に尾瀬はクリスマスモード。]

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[少しと桁行が際結氷し,落ち葉を閉じ込めます。]
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第24回NHK「わたしの尾瀬」フォトコンテスト [尾瀬関連]

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今年で24回を数えるNHK「わたしの尾瀬」フォトコンテストの結果が発表されました。
今回はNHK前橋のホームページの速報で僕自身が入選していることを知りました。尾瀬仲間や知り合いの方も何人か入賞・入選を果たしていました。
皆さんおめでとうございます。
今回入選された尾瀬仲間(発表順)
【風景の部】
 [ 金賞 ] 「春まだ浅き尾瀬」hanami(平居 久美子)さん
 [ 入選 ] 「出現・尾瀬ヶ原湖」Aqua(有馬 雅美)
 [ 入選 ] 「秋光鮮烈」巻島 秀男 さん
 [ 入選 ] 「晩秋の輝き」youic(半田 容一)さん

 今回も,オフ会などで御一緒させていただいた方のみを紹介させていただきました。尾瀬仲間の花見さんがついに念願だった金賞に輝きました。おめでとうございます。
 僕の写真は5月22日雪解け水豊富な上田代で撮影したものです。他の初冬の作品の方が良いと思っていたので意外な感じがしましたが,何とか入選を果たせて良かったです。
 それからドローンは出したい作品がたくさんあるのですけど,対象外のようなのでそれは応募していません・・・

巡回写真展は,まず高崎シティギャラリー第2展示室で,
12月13日(金)~18日(水)[午前10時~午後5時,最終日は午後4時]まで今回の入選作品の写真展があります。
 尾瀬の仲間や知り合いに会ったり,大伸ばしされた作品を見たりすることができるのでそちらも楽しみにしています。
https://www.nhk.or.jp/maebashi/oze/sokuho_24.pdf
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尾瀬を彩る秋の競演【2】 [尾瀬ケ原]


【今回の滝の空撮映像のダイジェスト版です。
 編集には時間がかかるのでとりあえず30秒にまとめたものをUPしてみました。】

 陽が沈む頃までは秋晴れの爽やかな一日だったが,急速に雲が広がり全天を覆う。ミニオフ会が終わる頃確認したが状況はそれほど変わらず,安心して?休むことが出来た。深夜に目が覚め,外を確認すると綺麗な月傘が出ていたのでカメラを持ち出し数枚撮影したが,それほど条件が良くなかったので,すぐに部屋に戻って寝ることにした。この時期日の出は6時前後,いつもよりもかなりゆっくり出来るのはありがたい。

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【寝ている間に天候も回復して月の周りには傘が架かっていました】

 朝起きると状況は昨夜よりも悪化。低い雲が垂れ込め,燧ヶ岳も至仏山も山頂付近は雲に隠れ見ることが出来ない。そんな時でも散歩がてら荷物を持って湿原内を歩かないと落ち着かないのがカメラマンの悲しいサガ。ウロウロしていると燧ヶ岳の山頂が見えてきたのでもしやと思い,イモリ池に向かうが,やはり雲の勢いに勝てずそのまま撃沈。小屋に戻る。

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【「平滑の滝」。周囲の紅葉が丁度見頃を迎え鮮やかです。】

 やはり収穫がなかったと見え,尾瀬仲間も早めに引き上げてきて,特に時間を指定したわけでもないのに,いつの間にか揃って朝食の席に着いていた。食後,今年最後の龍宮コーヒーを味わいながら,たくさんの尾瀬仲間と語らい,楽しい時を過ごした後,龍宮小屋を後にした。

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【平滑の滝の最下部に行くといわゆる滑め滝ではなく落差のある滝もありました。】

 さて,この日の最大の目的は,昨年ケガで実現できなかった尾瀬の滝を空撮すること。
紅葉も滝の周辺は丁度良さそうなので撮影するにはありがたい。撮影の時間をたっぷり取りたくて早めに移動する。滝を撮影して帰りたいというてばまるさんが途中から合流して一緒に滝の撮影をする。平滑の滝や三条の滝周辺の紅葉は絶好調。ここで光が射せばより鮮やかになるのに残念で仕方がない。

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【「三条の滝」遠望。この時期は水量は減るのですが,今回は多めでした。】

 両滝とも崖や高い樹木に包まれているため電波状態は極めて良くない。GPS信号を拾えないと実質的に撮影できないのであまり条件的に良いとはいえないし,川幅が狭いのでかなり制約がある。しかし,様々な番組で紹介される滝の映像を見るにつけ,今まで目にすることの出来なかった画像を撮りたいとの思いが強くなり,慎重にドローンを飛行させる。ただ慎重になりすぎたり緊張したりするあまり,撮影し損ねたりひやっとしたりする場面が何度もあったりするなど撮影中は緊張の連続だった。

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【三条の滝の滝口を真上から落ちていくしぶきの粒まで分かります。】

 三条の滝の撮影を終え,兎田代に向かう急峻な道を越える。いつもの燧裏林道に戻るとちょっと一安心。そして,昨日,渋沢の大滝を撮影したというてばまるさんに確認しながら,紅葉に包まれた渋沢の大滝の撮影も実現させることができたのは大きな収穫だった。今となってはそのルートも荒廃し,たどり着くことさえ困難で幻の大滝になりつつある渋沢の大滝が撮れた喜びは大きい。

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【三条の滝。かなり高度を下げて撮ってみました。しぶきが凄いのですぐに退散・・・】

 最後はいつも以上にヘロヘロになりながら御池に着いた。この辺も紅葉真っ盛りで,日差しがあったらもっともっと綺麗だろうなとしみじみと味わいながら車を走らせた。途中,モーカケの滝に寄り道をして,燧の湯に浸かってから帰宅した。

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【今や幻になりつつある「渋沢大滝」。登山道を整備して欲しいです。】
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尾瀬を彩る秋の競演【1】 [尾瀬沼]

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【紅葉の見頃を期待したけれど既に後半戦。カラマツが綺麗に色づいていた。】
[空撮に当たっては関係各種に連絡し許可を得て撮影しています]

あちこちのSNSを訪問すると,鮮やかな紅葉に包まれた尾瀬の光景が溢れていた。昨年,ケガのために紅葉に包まれた平滑・三条の滝を撮影することが出来なかったので,今年はこれだけは撮りたいとこの日を待った。何とか天気も回復しそうな週末,山小屋に予約を入れた。今回は尾瀬沼から尾瀬ヶ原に入り,滝めぐりをして燧裏林道のブナの紅葉を見る計画だ。

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【尾瀬沼の紅葉も所々綺麗なものがありますが,既に終盤を迎えている】

紅葉狩りの行楽客で混雑すると到着が大幅に遅れることを見越して,前回同様早めに出発したが,高速道路も途中の道の駅の混雑もそれほどではなかった。3時間以上運転して着いた御池。遅れ気味とはいえ,まだ紅葉シーズンの真っ最中。混雑していると思ったが駐めている車は50台ほど。ちょっと拍子抜けだ・・・。

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【三本カラマツの黄葉が丁度良い色合いだった】

直前まで雨が降っていたため,道路も森もしっとりとした空気が満ちる溢れている。重い撮影機材を背負いバスに乗り込む。乗客は30名ほど。出発する頃には雲も切れ青空も顔を出すようになった。そこから時折光が漏れ,紅葉が最高潮に達したブナ林を照らすと言葉で言い表せないくらい美しい。燧ヶ岳の山頂が顔を出してくれたのも嬉しい。

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【夏にはたくさんあった藻がまだはびこり,良いアクセントになっていた】

バスから吐き出された人について,木道にたくさん敷き詰められた落ち葉を踏みしめながら沼山峠に向かう。油断すると滑るので慎重に・・・。通行には支障がないようにきちんと管理されているが,台風の影響は明らかで,森の中には倒木があふれていた。

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【沼尻上空には不思議な雲が・・・】

すっかり晴れ上がった大江湿原に出て,思いっきり空気を吸い込む。遠くに見える三本カラマツもちょうどいい具合に黄葉していた。尾瀬沼の紅葉はもう終盤かぁ。紅葉のピークに訪れたかったが,そのタイミングというのは1・2日ぐらいしかないのかも知れない。気まぐれな秋の天気と相まって,つくづくよい条件で紅葉を見る難しさを感じた。

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【尾瀬ヶ原に近づくと綺麗な紅葉がたくさんあった。】

尾瀬沼の晩秋の様子を空撮したくて何度かドローンを飛ばした後,少しだけ長蔵小屋付近を散策して沼尻に向かう。沼尻休憩所は既に今年の営業を終え,閑散としたそのテラスの上で登山者が思い思いに休んでいた。尾瀬沼の周辺は尾瀬ヶ原よりも落葉樹が少なく,紅葉という点ではちょっと物足りない。

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【ブナの多い燧裏林道に続く道。やはりブナの紅葉は綺麗である】

すっかり天気も良くなり,森の中にもたくさんの光が溢れている。尾瀬ヶ原は尾瀬沼よりも200m高度が低い分,紅葉の時期も若干遅いため,尾瀬ヶ原に向かって行くと徐々に紅葉が色鮮やかになるのが分かる。しかも,太陽の光越しに紅葉を見ることになるので,まるでステンドグラスか木の葉のスライドショーを見ているような感覚だ。何度も立ち止まり,スマホやカメラを取り替えて写真を撮りながらゆるゆると進む。

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【夕陽に照らされてススキの穂が輝き,揺れていた】

見晴に着いたのは午後3時。見晴地区の山小屋で開いているのは檜枝岐小屋と燧小屋のみ。他の山小屋はすっかり冬囲いをして人の気配もない。シーズンオフ間近の檜枝岐小屋の前のベンチに座り,秋の午後の寂しく,気怠い時間をぼんやりと過ごす。紅葉はまだまだ見頃なのになぁ・・・。途中で空撮をしたりしながら今日の宿泊先・龍宮小屋に向かう。

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【夕暮れ迫る中田代・・・】

小屋では,JUNさん,花見さん夫妻,たもあみさん夫妻,多羅尾さんなど多くの尾瀬仲間に再会した。夜になると小屋主さんや見晴にテン泊しているてばまるさんも加わり,ミニオフ会になった。いつもの賑やかなシーズン中の尾瀬に戻った感じだ。消灯時間近くになるまで,みんなの尾瀬談義で話が弾み楽しい時間を過ごした。

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【「秋は夕暮れ」の言葉がぴったり。いくら見ていても飽きません。】
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初秋の風に乗って・・・ [尾瀬ケ原]

動画を久しぶりに編集してみました。
9月26~27日 アヤメ平~尾瀬ヶ原を歩いてきた時の空撮動画です。
ちょっと長めですので,お時間のある時にご覧ください。
今年撮影した動画がたくさんたまっていますのでそちらも随時編集し公開いたします。


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秋深まる尾瀬へ【2】 [尾瀬ケ原]

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【拠水林に漂う朝靄も朝陽を浴びると激しく動き出す】
[空撮に当たり関係諸機関の許可を得て,各種法令遵守の上,飛行・撮影しています]

数日前からNHKの取材班が撮影に入り,ドローン等を使って8Kで尾瀬を撮影していた。以前の取材で知り合ったカメラマンも尾瀬入りしていて,明日は下の大堀付近で撮影するというので,ここで撮影の邪魔にならないように他の場所で撮影することにした。

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【太陽の昇る位置もかなり南の方になりました】

木道には霜が降りて真っ白だ。昨日の濡れた木道で懲りたので,滑り止めを装着して出かけると既に花見さんが三脚を立てて撮影を始めていた。周辺を歩いて霜の様子を確認する。樹木の天辺まで真っ白になっていないので大霜とは呼べないかな・・・。

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【白い虹を少し高い場所から】

ヨッピ橋方面に向かうと,どんどん朝靄が濃くなり,至仏山や目の前の景鶴山さえもぼんやりとしか見えないが,朝陽を浴びて山頂付近が紅く染まっているようだ。湿原に目をやるとチリチリになったヤマドリゼンマイや小灌木も霜で綺麗にデコレーションされ,華やぎを取り戻して生き生きとしていた。

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【尾瀬ヶ原は一面霜が降りたようで真っ白です】

時間とともにどんどんと光が降りてくる・・・ 真っ白だった湿原の一角に光が溢れ,そこを中心に周囲が明るくなる。この時を待ってドローンを上空へ飛ばす・・・。初めは真っ白だが,朝靄の上に出るとモニタに映る光景が一変する。朝陽を浴びて輝く紅葉間近の森,真っ赤に染まりながら揺れ動く朝靄,ブロッケンとそれを取り囲む白い虹・・・どれを見ても息をのむ光景だ。

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【地上では,真っ白な湿原の一角から朝日が昇ります】

幻想的な上空の光景に酔いしれていると,いつしか湿原にも光が舞い降り,目の前に白く大きな半円の弧を描いた。ドローンを一端ホバリングさせ,デジイチで白虹を撮影。嬉しい忙しさだ。時間がいくらあっても足りないくらいだが,白虹が長い間出続けてくれたので上空と地上からその姿を何とかカメラに収めることができた。

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【朝靄が濃く,地上には霜が降り,色彩のないモノトーンの世界が広がります】

時間とともに,霜に覆われて真っ白だった湿原も徐々に草紅葉の湿原に戻っていく。その溶けた霜が滴になってゆらゆらと朝日に輝いている様子もまた綺麗だ。湿原に取り残された朝靄,日陰に残る霜と草紅葉の対比も面白い。しかし,時間とともに早朝の輝きが消え,いつもの湿原に戻っていく。

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【徐々に朝靄が上がり,朝のドラマも終盤を迎えます】

一息ついたので小屋に戻って朝食の時間にした。ちょうど食事中だった花見さんや和風子さんとまた一緒におしゃべりをしながらの朝食になった。朝の撮影が充実していた時の朝食は格別である。予定では尾瀬沼でもう一泊してから下山する予定だったが,台風の影響による天気の悪化が早まったので早めに帰ることにした。小屋主さんを交え尾瀬仲間のオフ会さながらの楽しいやりとりもあって出発はいつもよりもさらに遅かった。

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【かなりの霜が降りヤマドリゼンマイや小灌木も綺麗にデコレーションされていました】

穏やかな秋の尾瀬に浸りたくて長沢の湿原の片隅に立つ。シーズンオフ前に仕上げようと忙しそうに進められる木道工事の杭を打つ音が遠く響く。水量が少なくなった長沢の清流の音に混じって,風にこすれる木の葉の音が涼しく響く。突然,周囲が賑やかになる。シジュウカラの群れだろうか・・・時間の経つのも忘れてのんびりと時間を過ごす。台風が接近しているなんて想像できないくらいの雲一つない秋晴れの空の下,鳩待峠までゆっくりと下山した。

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【今朝の冷え込みで紅葉も一気に進んだようです。昨日よりも明らかに色づいています】

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【目映い紅葉のトンネルを歩く】
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秋深まる尾瀬へ【1】 [尾瀬ケ原]

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【アヤメ平の崖の紅葉も見頃になりました】

例年尾瀬の紅葉が見頃となるのが今頃だが,今年は明らかに紅葉の進み具合が遅れている分,それまでの期間が長く,寧ろゆっくりした変化を楽しめている。
紅葉もそろそろ見頃を迎え,絶好の行楽日和となるはずの3連休だったが,巨大台風の接近で週末は大荒れの予報のため,予定を前倒しして出かけることにした。

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【アヤメ平付近の上空から,思っていたほど紅葉は進んでいません。】

紅葉が遅れているのはどこも同じだが,日光での交通渋滞に巻き込まれるのを避けるためいつもより早く自宅を出発したので鳩待峠到着は午前8時。平日にもかかわらず,久しぶりの晴天とそろそろ見頃を迎える紅葉目的の登山者で鳩待峠は賑わっていた。
最初に目指すのは今回もアヤメ平。前回の尾瀬から10日経ち,遅れていた紅葉もそろそろ見頃を迎えているだろうとの判断からだ。

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【上田代まで飛ばしてみました。ここは樹木の紅葉はそれほど進んでいません。】

直前まで降っていた雨の影響で登山道はあちこちにぬかるんでいる。厄介なのは濡れた木道だ。
利用者の少ないルートで木道自体の更新も遅れているため苔が生え非常に滑りやすい。登りだからと滑り止めを付けずにゆるゆると登る。

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【今年は寒暖差が大きいからなのか,紅葉が鮮やかです。】

横田代に出ると,秋晴れの空が広がるが横殴りの強い風が吹き抜ける。途中の中原山に向かう木道は更新工事が急ピッチで進められていた。
アヤメ平について昼食をとりながら風が収まるのを待つ。少し風が収まったのでドローンを飛ばす。
アヤメ平の小灌木は丁度紅葉の見頃を迎えていた。

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【ヤマドリゼンマイの紅葉は完全に見頃を過ぎていました】

風もまだ強いのでちょっと不安もあり,1度だけのフライトにとどめ急いで長沢新道を下る。
滑りやすい木道で一度だけ派手に転んだもののあちこちが紅葉した森の中を歩くのは楽しい。気付くと龍宮十字路へ着いた。

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【ススキの穂が揺れる尾瀬ヶ原。晩秋の雰囲気が漂う。】

龍宮小屋で受付を済ませて,必要な機材だけ持って尾瀬ヶ原に向かう。明日は尾瀬沼に向かうつもりだったので尾瀬ヶ原の様子を空撮しておきたかったからだ。ヤマドリゼンマイの紅葉も楽しみにしていたが,既に葉は茶色く変色し,チリチリになっていた。

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【池塘の周りは紅葉の進み方もゆっくりめ・・・】

平日と言うこともあり,木道の付け替え工事や橋梁工事もシーズンオフに向け,急ピッチで進めているようで,何度もヘリが行き交う。
撮影を終え小屋に戻る途中,写真教室に参加のために来ていた花見さんと和風子さんとオフ会以来の再会を果たす。今日は龍宮小屋に宿泊のようだ。
三人で楽しく夕食後,部屋に戻ってのんびり過ごし,消灯後に月の光に佇む湿原の様子を写真に収めて,この日の撮影は切り上げた。

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【寝る前に夜霧が漂う湿原を月光を頼りに歩く】
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