SSブログ
前の10件 | -

■緑色の風に乗って(2) [尾瀬ケ原]

010.jpg
【尾瀬ヶ原を覆う朝靄の上で繰り広げられるドラマ。「ダイヤモンド燧ヶ岳」】

■6月6日(木) 晴れ時々くもり 28474歩
 早々に寝てしまったため暗いうちに何度も目が覚め明け方近くになってようやく眠れたので不覚にも寝過ごした。窓の外は相当明るい。バタバタと撮影機材だけを持ってヨッピ橋に向かう。幸い,昨日あんなに痛かった足首も痛みが治まり今朝は頗る調子がいい。

020.jpg
【振り返るとドローンの影を中心にブロッケンや白く大きな虹が見える】

 カメラザックを担いで外に出ると,周囲は願ってもない深い朝靄に包まれていた。これなら,朝靄の上空からの幻想的な光景が撮影できそうだ。ライブカメラで上空の様子を確認することはできないが,朝靄の所々薄くなっている場所から時々茜色に染まる雲や青空やモルゲンロートに染まる至仏山が見えた。急いでドローンを飛ばしたいと気持ちは焦るが,やはり電波の状態が良いヨッピ橋付近のベンチ付近まで急がなくては・・・。

030.jpg
【上空ではすっかり青空が広がっていますが,この時,尾瀬ヶ原は深い朝靄の中でした。】

 この時期なら,イモリ池周辺から撮影すれば燧ヶ岳の山頂付近から太陽が昇るダイヤモンド燧ヶ岳が撮影できると期待していたが,辺り一面,濃い朝靄に覆われ,暫く晴れそうにないため諦めざるを得なかった。その分,空撮に集中,集中。少し高度を上げただけで,直ぐに朝靄の上に飛び出す。ほぼ快晴の空の下に広がる朝靄は尾瀬ヶ原全体をすっぽりと包み込んでいた。そしてその彼方には,朝日を受けた至仏山が赤く染まっていた。

040.jpg
【徐々に薄くなってきた朝靄から太陽の光が零れます】

 しかし,太陽の光は中々湿原まで降りてこない。太陽が燧ヶ岳の山頂の高さまで高度を上げるまで撮影しながら待つしかない。最初に陽が当たったのは上田代。そこにドローンを向かわせ,高度を変えながら南から北へと平行移動していくと太陽が燧ヶ岳の真ん中から昇る姿が捉えられる。お目当てのダイヤモンド燧ヶ岳の撮影し,180度向きを変えると今度はドローンを中心とした白い虹が大きな弧を描いていた。幻想的な光景をじっくり撮影したが,湿原はまだ深い朝靄に包まれその姿を現さない。この日の朝靄はいつになく濃く,なかなか晴れる気配もない。今日は,朝弁当にしていなかったので小屋に戻らなくては・・・。ちょうどバッテリー1本分の撮影を終えたところで撮影を切り上げ小屋に戻る。

050.jpg
【条件が整うとこのようなくっきりとした白虹が見れます】

 小屋に戻る途中,徐々に朝靄が晴れ,振り返ると大きくはっきりとした白い虹が架かった。すかさず手持ちのカメラとスマホで白虹を撮影する。この日は,尾瀬ヶ原全体が深い朝靄に包まれていたおかげで上田代,龍宮,見晴でもはっきりとした白い虹が見られたそうだ。今年の初めての尾瀬で白虹が見れて大満足で小屋に戻る。まだ食堂にはたくさんの宿泊客が食事をしていたけれど,大急ぎで食事を済ませ,チェックアウトまでの時間を利用して,東電小屋横のベンチからドローンを飛ばす。東電小屋は少し高台にあるから尾瀬ヶ原を狙うには都合が良いのだ。既に朝靄はほとんど消えかかっていて,一番良い時間帯は過ぎていてちょっと悔いが残る。撮影に集中したいなら,朝弁当にするべきだと改めて思った。

060.jpg
【朝靄越しに見る景鶴山】

 撮影を済ませてから出発準備を整え,いろいろと御世話になった支配人さんに御礼を言って小屋を後にする。脚の状態は昨日に比べたらかなり良くなっていたので,見晴経由で帰ることにした。それには,もう一つ理由がある。赤田代分岐付近から平滑の滝・三条の滝の二つの滝を空撮しようと考えたためだ。この2つの滝は,電波の安定性が増し,望遠カメラの付いた新ドローンにはもってこいの被写体なのだ。

070(ヤマドリゼンマイ).jpg
【芽吹き始めたヤマドリゼンマイ】

 温泉小屋を飛び越えると直ぐに見えてくるのが平滑の滝,そして,そのちょっと先にあるのが三条の滝。どうしても電波状態の良くない場所にあるので,かなり上空からではあるが,目的の動画も撮ることができたのは大きな収穫であった。

080.jpg
【上空から見る平滑の滝】

 見晴で小休止してから龍宮に向かう。この見晴・龍宮間は尾瀬のメインの木道であるにも拘わらず,一番木道の整備が遅れているように感じる。利用者も多く木道が老朽化するのも早いのだと思うが,痛み具合が尾瀬の木道の中でも相当悪い部類に属すると思う。歩荷さんたちが声を掛け合って木道を整備しようとしたが,十分な資金が集まらなかったようだ。皇室関係者が誰か尾瀬に来ることになれば,あっという間に整備されるはずなんだけどな・・・

090.jpg
【上空からの三条の滝】

 龍宮小屋に立ち寄って久しぶりに小屋主さんと話をしたかったが,小屋は清掃中らしく鍵がかかっていたため,龍宮十字路のベンチで一服後,至仏山荘で昼食を済ませ,鳩待峠に向かった。それほど速いペースでは歩けなかったが,この日は歩けないほどの痛みが出ることはなかった。次の尾瀬を考える余裕が出来たのは,今回の尾瀬の一番の収穫だった。
*空撮にあたっては,DIPS2.0での各種登録,関係機関への連絡・調整済みです。

100(ズミ).jpg
【ちょうど咲き始めたズミと背景に至仏山】
nice!(6)  コメント(0) 

■緑色の風に乗って(1) [尾瀬ケ原]

500.jpg
【早くも揺れ始めたワタスゲの果穂】

■6月5日(水) くもりのち晴れ
 ここ数年残雪期の尾瀬を歩けていない。写真展も3月に終えることができたし,今年こそはと思っていた。 しかし,今年の尾瀬も例に漏れず少雪だ。尚更早く尾瀬の地に足を踏み入れたいと気持ちは焦る・・・。しかし,いろいろと天候待ちしていると,日頃の運動不足や,長年の山歩きの影響もあって脚のあちこちが痛み出した。今年,尾瀬を訪れるのは無理かなと半ば諦めた気持ちになっていたが,温かくなるにつれ,脚の状態も少しずつ良くなってきたので足慣らしを兼ねて梅雨入り前に尾瀬を歩くことにした。

510.jpg
【新緑に包まれた森。梅雨前の好天に新緑が一層輝きます】

 いくつか山小屋に電話をして東電小屋を予約し,戸倉を目指す。
 途中の戦場ケ原の道路の周囲は満開のズミが咲き誇り,ズミのトンネルを走り抜けるのは実に爽快だった。きっと尾瀬のズミも見頃を迎えているのかも知れないと期待は膨らむ。

520.jpg
【オオカメノキ】

530.jpg
【ウワミズザクラ】

 鳩待峠から見る至仏山の残雪はほとんど消え,休憩所と鳩待山荘の工事も着々と進んでいた。ベンチは平日にも関わらずたくさんの人で溢れかえっていたので賑やかな鳩待峠を後にして,新緑の森を進むと森の中には賑やかな小鳥の囀りやハルゼミの声が響き渡っていた。
 シラネアオイやすっかり大きくなったミズバショウが季節の進行を物語っていた。山の鼻も多くの人でごった返していたので,直ぐに研究見本園に向かう。時期的にそろそろミツガシワが咲く頃なので確認すると,昨年ほどの大きな群落ではなかったが,リュウキンカに混じって白いミツガシワの花が研究見本園を白く染めていた。
いつもなら今頃は最後にミズバショウの群落を見せてくれる見本園だが,流石に今年の早すぎる季節の移ろいには逆らえず,すっかり見頃を過ぎていた。
一番奥のベンチに荷物を下ろして一息つく。

540.jpg
【研究見本園のミツガシワ群落】

 腹ごしらえをしてから上田代に向かうとあちこちでズミが赤い蕾を膨らませ,直ぐにでも咲きそうな気配である。上田代に出るとまだこれからだと思っていたワタスゲが白い果穂を揺らしていた。今年は花が多いと言うことだったので久しぶりの大群落を期待していたが,その密集度は低くちょっと物足りない感じがした。霜の影響があったのかも知れない。

555.jpg
【新緑に染まる上田代の森と徐々に緑に染まっていく湿原】

 例年通りならミズバショウのシーズンの今頃は,ツアー客が大挙して訪れる時期である。花の状況や天候に対応して臨機応変に募集する訳ではないので,例年通り旅行会社のツアーが実施され,次々と多くの人がやってくる。中国語や韓国語などのアジア圏の言葉が飛び交い,あちこちで楽しそうに記念写真を通りながら通り過ぎていく。

558.jpg
【緑が,鳥が,尾瀬の初夏を満喫している事を実感します】

 人通りの少なくなった頃を見計らって上の大堀川付近のベンチから今年初めての空撮を行う。今年購入したAir3の初飛行である。画質面では先代に一歩譲るが操作の安定性はかなり増した。モニタ越しに見る上田代は,新緑の森やだんだん緑に染まっていく湿原の若い緑色が生き生きと美しく輝いていた。
 天候の回復が遅れていたが,昼過ぎになってだんだん青空の占める割合が増していった。真っ白な雲が足早に上空を駆け抜けていく。ここ数日の雨で水かさを増した池塘に映る白い雲が眩しい。しかし,そうなるとジリジリとした日差しが辺り一面を照らし,徐々に日陰が恋しくなってくる。

560.jpg
【昨日までの雨で水かさを増した池塘と湿原に流れゆく雲の影が落ちます】

 脚を痛めてから,久しぶりに長い距離を歩いたので足首が相当痛み出してきたので,早めに東電小屋にチェックインして夕暮れになるのを待つことにする。夕食前に風呂に入って汗を流し横になっていたが,足首に痛みが増した。それでも,明日は時間をかければ何とか鳩待峠には帰れるだろう・・・・
普段の生活では考えられないくらい早い時間に夕食を食べて部屋に戻ったが,体調を考えるととても星の撮影を考える余裕もなく,そのまま休んだ。

*空撮にあたっては,DIPS2.0での各種登録,関係機関への連絡・調整済みです。

570.jpg
【ちょうど一斉に咲き出したズミの花】
nice!(10)  コメント(2) 

■「尾瀬夢幻」写真展 Ver.1.2 宇都宮展 全日程終了。 [尾瀬関連]

01.jpg
【栃木県総合文化センター外観と周囲の町並み】

02.jpg
【第1ギャラリー 会場の様子】

 3/1(金)~3/10(日)の9日間にわたって,宇都宮市の栃木県総合文化センターで行っていた写真展が無事終了しました。

 天候は気温が低く雪が降ったり,風が強かったりすることがあったけれど,概ね好天に恵まれ,多くの方が来場してくださいました。東京,高崎展に続いて3回連続で来場してくださった方,前回は遠かったので今回の開催を楽しみにしていたとおっしゃる方もいらっしゃってとても嬉しかったです。

03.jpg
【尾瀬仲間から・・・ いつもありがとうございます。】

05.jpg

07.jpg

08.jpg

 栃木県では東京や高崎に比べて尾瀬への思い入れはそれほど深くないように思っていたので,どれくらい来てくださるか正直不安でした。しかし,知人が友人に声をかけてくれたり,新聞やテレビ番組で紹介して頂いたりしたおかげで,多くの皆様がわざわざこの写真展のために足を運んでくださいました。それと,尾瀬仲間が遠路,会場までお祝いに来てくれたこともとても嬉しかった事の一つです。ありがとうございました。身に余る温かい御言葉をたくさん頂戴したり,新たに顔見知りになった方も増えました。これこそ写真展の醍醐味であり,開催して良かったなと思いました。

15.jpg

 忙しさに取り紛れ,行き届かない点もあったかと思いますが,何卒,御容赦いただきますようお願い申し上げます。また,これからも今回得た貴重な御意見を糧として,新たな作品づくりに励んでいこうと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
                                      有馬雅美

21.jpg
【写真展終了後。県庁15階。展望デッキからの眺め】
nice!(13)  コメント(0) 

有馬雅美写真展「尾瀬夢幻 Ver.1.2」(宇都宮巡回展)の御案内 [尾瀬ケ原]

423584001_2344114469119626_2004125510465419546_n.jpg

 有馬雅美写真展「尾瀬夢幻 Ver.1.2 ~水が織りなす美しき世界~」を以下の日程で開催いたします。

 この写真展は,'23.1.27-2.2「富士フイルムフォトサロン 東京」で,また,'23.4.21-4.26「高崎シティギャラリー」で開催した写真展で展示した作品に,新たに8点ほど追加・入れ替えを行い,合計59点の作品を展示する予定です。
 お忙しいことと存じますが,是非とも御高覧を賜りますよう,謹んでお願い申し上げます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

【日 時】2024年3月2日(土)~3月10日(日) 10:00~18:00
    ( 最終日は16:00まで,入館は終了10分前まで )
【場 所】栃木県総合文化センター 第1ギャラリー
    ( JR宇都宮駅バスで「県庁前」下車・徒歩3分,東武宇都宮駅から徒歩10分 )
【作 品】B0/全倍/全紙,カラー,59点
【入場料】無料

■栃木県総合文化センターでの写真展(今回)のお知らせ
http://www.arima.jp/new/utsunomiya.pdf
■フジフイルムスクエア公式サイト
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230127_02.html
■写真集「尾瀬夢幻 ~水が織りなす美しき世界~」(日本写真企画) 先行販売中
http://www.arima.jp/syashinsyu.htm
【ISBN】978-4-86562-141-9
A4ヨコ/100ページ/オールカラー/上製本/定価3300円(税込)
全国有名書店・ネット書店にて取扱中

#尾瀬夢幻 #有馬雅美
#富士フイルムフォトサロン #高崎シティギャラリー #栃木県総合文化センター
nice!(11)  コメント(0) 

2024年 明けましておめでとうございます [御挨拶]

akeome.jpg

新年明けましておめでとうございます。
昨年はSNSだけでなく,写真展開催の際には多くの方にお越しいただき大変ありがたかったです。
今年も3月に栃木県で,作品を数点入れ替えて写真展を行いますので,是非お越しくださいますようお願い申し上げます。
詳しいことは改めてお知らせいたします。
本年もまた宜しくお願いいたします。

この写真を選んだのは,拠水林の川の流れが今年の干支「龍」のようで,
しかも,燧ヶ岳から昇るダイヤモンド燧ヶ岳の太陽が龍の持つ「玉」のようだったからです。
nice!(10)  コメント(6) 

■初雪と晩秋の尾瀬[3] [尾瀬ケ原]

10.jpg
【なかなかスッキリしない天候でしたが,徐々に陽が射す展開に・・・】

□10月23日(月)晴れのち曇り 25,232歩

 山に入り3日目にもなると,よほど体が疲れている時は別だが,目覚ましを掛けなくても起きたい時間に自然に目が覚めるようになる。5時に目が覚め,部屋から尾瀬ヶ原を望むと,分厚い雲が尾瀬ヶ原に蓋をしていた。霜も霧もなくひっそりとした朝だった。これでは,イマイチやる気が起きず,そのままもう一度,布団の中に潜り込んだ。

20.jpg
【待っていた一瞬。スポットライトと背景の影の具合が思い通りになってくれました】

 布団の中で少し微睡んでから洗面所に向かおうとすると何と目の前にKさんがいた。先週,尾瀬沼でもお目にかかったばかりだが,今回は,見晴休憩所やトイレ等の施設の閉所作業で来ているということだった。夕食の時,明らかに登山者とは違う10人ぐらいの団体がおり,その中にKさんもいたようだが気付かなかった。先週の御礼と挨拶をしてから,燧小屋を後にした。

30.jpg
【紅葉の森の奥に僅かに顔を見せる雪を纏った景鶴山】

 天気予報では,昼頃には晴れになるが一日曇りの予報となっていた。どん曇りならそのまま真っ直ぐ帰るつもりでいたが,湿原に出る頃には北側の山並みにスポットライトが当たるフォトジェニックな状況になっていた。何枚か写真を撮った後,予定を東電小屋経由に変え,赤田代方面に向かった。その後も,薄い雲の間から青い空が見え隠れしていたので,ひょっとすると意外に早く天候が回復するかも知れないと感じた。

40.jpg
【積雪から一日経ち,一番雪を残す至仏山と拠水林】

 しかし,流石にこの時期にこのルートを歩く登山者は誰一人なく,寂しいルートをただ一人歩くのは,やはり心細い。今年は熊の被害も多いと聞くし・・・。森に入るとたくさんの枯葉が木道を覆い隠していた。落ち葉の下は濡れ,その上に雪まで積もっているので非常に滑りやすい。何とか転倒せずに東電小屋に着き,そこのベンチで朝食にした。のんびりとおにぎりを頬張っていると,やがて,スポットライトがヨシッポリ田代を照らし始めた。願ったり叶ったり・・・。

50.jpg
【すっかり葉を落とした樹とまだ紅葉の気が混在する晩秋の森】

 誰一人いない寂しい東電小屋を後にする頃には,空を覆っていた雲は,掃き清められて青い空が優勢となり,絹雲が秋らしさを演出し始めていた。今回は,橋板も外され雪で滑りやすくなった下の大堀川橋を渡る自信はなかったので,龍宮十字路経由で山の鼻に向かうことにした。この日は,多分飛ばすことはないと思っていたドローンも好天につられて2回ほど尾瀬の空を飛んだ。思いの外,雪が溶けるのが早く残雪の尾瀬ヶ原を思う存分空撮することはできなかったが,紅葉のシーズンもそろそろ終わる尾瀬ヶ原の様子を撮影することができた。

60.jpg
【秋らしい雲が定番ポイントの上空に現れました】

 山の鼻に向かって歩いていると,平日にも関わらず次々に人がやってくる。30人以上の人とすれ違っただろうか。中には軽装の外国人もいた。山の鼻では,唯一山の鼻小屋が小屋閉めの作業を黙々とこなしていた。だんだんと雲が優勢になる中,今年最後の尾瀬を後にした。
今回は,久しぶりに山小屋に宿泊して初雪が見れたこと,久しぶりに尾瀬仲間と歓談できたことなど充実した尾瀬締めとなった。

晩秋の尾瀬ヶ原上空から・・・ - Spherical Image - RICOH THETA


【空撮で撮った晩秋の尾瀬のぐるり360度画像です】
*空撮にあたっては,DIPS2.0での各種登録,関係機関への連絡・調整済みです。
nice!(17)  コメント(0) 

■初雪と晩秋の尾瀬[2] [尾瀬ケ原]

10.jpg
【長沢入り口付近。降ったばかりの雪が一面に付着して神々しい感じがします】

□10月22日(日)雪のち快晴 27,536歩
 初雪なのでそれほど積雪することはないのかなと思っていたが,部屋の窓を開け確認すると予想以上の積雪だ。5cm程度はあったろう。早速,カメラを持ち出して辺りを撮影する。当初の予報では明け方までに雪は止み午前中に晴れる予報なのだが,朝になっても激しく雪が舞っていた。朝陽に輝く新雪の尾瀬を空撮したかったが今回はお預けとなった。樹木にもたくさん着雪があったが,踏み締める雪は大量に水分を含んだ湿雪で重そうな雪だった。降っている傍から,樹木に付いた雪がどんどん落ちていく。小屋の周辺を撮影してから朝食にした。

30.jpg
【雪は降り続いているものの,薄い雲の切れ間から光が漏れる時も・・・】

 今回は昼弁当を頼んでおいて,それを朝食にするつもりでいたが,急遽無理を言って朝食を追加する形となったが,快く応じて頂いたので温かい朝食を三人で戴くことが出来た。外の様子が劇的に変化する様子ではなさそうなので,朝食も比較的ゆっくりととることができた。着替え等の荷物は小屋に預け,撮影機材をリュックに詰め,小屋周辺から撮影することにした。相変わらず細雪が降り続けているが,雲の薄い部分が明るく輝く。

40.jpg
【湿雪なので降雪中も積雪は時間と共に徐々に溶け出していきます】

 雪が止むのを待って空撮をしたかったが,なかなか雪は止むことは無く,ジリジリと気持ちばかりが焦る中,気温も上昇。樹氷のような幻想的な光景も徐々に雪が溶け出し,着雪していた雪もみるみる落ちていった。湿原に積もっていた真っ白な雪も時間とともに水分を吸い変色し,やがてはベチャベチャの残雪に変わっていく。
このままではあっという間に溶けてしまうと感じ,取り急ぎ上田代付近を撮影することに決めてそちらに向かった。Tさんたちは,ヨッピ橋経由で尾瀬ヶ原の東側を半周したそうだ。

50.jpg
【山の鼻地区の方が積雪が多かったようで,雪がかなり残っていました】

 上田代に向かって歩いている僅かな時間にも,どんどんと見える風景は変わっていく。後で分かったことだが,今回の積雪は東側よりも西側の方が積雪が多かったようだ。その分,上田代の方がまだ雪が多く残っていたので撮影には好都合だった。雪の下から僅かにその色を見せる紅葉の樹林帯,水温が高いため真っ先に溶ける池塘周辺,時間とともに劇的に変化する湿原の表情を丁寧に記録した。
 上田代に着く頃,ちょうど雪も止み,雲の隙間から時折日差しが漏れるようになったので,やっと念願の空撮を開始した。上空から見る真っ白な上田代。残雪期は湿原のほとんどが残雪に覆われているが,この時期は池塘がまだ氷結してないため黒くなっているのが特徴的である。上田代や牛首上空をぐるぐると何度も旋回したりして約30分の撮影を終えた。

60.jpg
【晩秋の紅葉に降ったばかりの新雪の組み合わせが美しかったです】

 どんどんと晴れのエリアが広くなり,日差しも強くなってきて加速度的に雪が溶けていく。木道もベチャベチャになり益々歩きにくくなっていた。改めて,元来た道を戻り,変わりゆく初雪の尾瀬ヶ原の変化を追った。写真を撮りながら龍宮小屋に戻る途中,下の大堀の大きな池塘の傍のベンチに荷物を置き,空撮をしている時,Tさんたちと再会。記念撮影したり談笑していると龍宮小屋の小屋閉めの協力でやってきたJさんとも出会い,短い時間だったが話が出来た。そうしているうちに,なかなか姿を現さなかった燧ヶ岳,至仏山,景鶴山の山頂も徐々に姿を現した。

70.jpg
【上田代に着く頃には青空も見え,光も射し込んできました】

 皆と別れて龍宮に向かって歩いて行くと,みるみる雲はなくなり,湿原内にあんなに豊富にあった雪もほとんど消えてしまった。僅か数時間の劇的な変化にただただ驚くばかり。今朝の光景は夢だったのだろうかと思わせるような変化である。ただ,燧ヶ岳や至仏山の山肌には,まだ真っ白な雪が輝き,あれが夢や幻では無かったことを告げていた。小屋に預けていた荷物を受け取り,ベンチで昼食をとってからゆっくりと見晴に向かい,この日,尾瀬で唯一営業している燧小屋にチェックインした。

80.jpg
【雪を被った山頂付近と紅葉が残る周囲の山々との色の組み合わせが綺麗でした】

 早々に風呂に浸かって一息ついてから,カメラを持って湿原を歩く。夕陽が傾き,ただでさえ赤い紅葉の燧ヶ岳を一層赤く染め上げていた。空撮するとその夕陽に照らされた樹木の影が長く長く伸びているのが印象的だった。ピーカンの空に日も沈み,撮影するものも無くなったので小屋に戻ると,夕食の時間になっていた。
多すぎるくらいの食事を何とか食べきり,寝る前にもう一度風呂に入って冷えた体を温めて就寝。明日の予報が良い方に外れることを期待して・・・。

*空撮にあたっては,DIPS2.0での各種登録,関係機関への連絡・調整済みです。

90.jpg
【赤く染まった尾瀬を夕陽が更に赤く染めてくれました】
nice!(12)  コメント(0) 

■初雪と晩秋の尾瀬[1] [尾瀬ケ原]

10.jpg
【雨の中を在るよく覚悟できたのですが,晴れてくれたので助かりました】

□10月21日(土)[午前]曇り時々晴れ,[午後]雨のち雪 17,670歩
 先週末,好天の下,黄葉と紅葉に包まれた綺麗な尾瀬を堪能したものの,本格的な紅葉には早かったしドローンによる空撮も出来なかったことから,紅葉が綺麗なうちにもう一度,尾瀬を訪れたいと思っていた。そこに,週末には寒波が訪れて北関東北部の山岳地では降雪があるとの天気予報がもたらされた。しかも翌日の予報も悪くない。山小屋が営業している期間中に尾瀬に雪が降ったのは10年以上経験がない。週末で混雑するかも知れないが,千載一遇のチャンスとばかりに山小屋に予約を入れた。

20.jpg
【今週末ぐらいまで持つと思ったのですが・・・ 見頃は数日前のようです】

 降雪直後となる日曜日に入山し,翌日に残雪の尾瀬を撮影するつもりでいたが,土曜日の雪の降り方次第では,津奈木~鳩待峠間の車道が通行止めにならないとは限らない。尾瀬仲間も久しぶりに入山するということだったので,一日早く入山して待機することにした。しかし,太平洋側の気候の日光は好天で,朝早くから紅葉見物の観光客で渋滞するのは確実。渋滞前に日光を通過したいと考えて,いつもと変わらない時間に家を出た。予想通り日光は混雑していたが,何とか渋滞からは逃れることが出来た。あとは今日中に山小屋に着けばいい。

30.jpg
【テンマ沢付近の紅葉。この辺りはちょうど良い感じでした】

 第一駐車場でタクシーを待っていると何と尾瀬友のTさんと,Hさんが突然目の前に現れた。正に乗合タクシーに荷物を積んで鳩待峠に向かうところだったので,挨拶もそこそこに鳩待峠に向かい,二人が到着するのを待った。それにしても待ち合わせをしたわけではないのに,これほど絶妙のタイミングで会うことが出来てただただビックリした。それほど待たずに二人が到着した。また,ここで久しぶりに鳩待峠で寛ぐ尾瀬仲間のRさんとも出会った。
 昼前後から天候は崩れる予報なので,三人で山の鼻に急ぐ。しかし,天候は崩れるばかりか,寧ろ時折日が射して,一層円熟味を増した紅葉が太陽の光に照らされ森の中を明るく彩っている。ただ予想外だったのは,先週は紅葉には早かったので,今週末ならまだ何とか見れると思っていた紅葉は赤みを増し,ほぼ終わりかけの様相だった。落ちた葉っぱもたくさん木道に散り敷いていた。

40.jpg
【先週末に比べると,すっかり色は濃くなり,葉を落としてしまった樹も目立ちます】

 山の鼻地区の山小屋はもうすっかり冬支度を終え,雪囲いに囲まれて閑散としていた。一週間前はあんなに華やかな賑わいを見せていたのに信じられない思いだ。唯一営業していた山の鼻小屋で昼食をとることにした。片付けの関係からか簡単なメニューしかなく,この日は三者三様,皆カレーで済ます。いつまでたっても天気の崩れる気配は無かったが,上田代を歩いている頃にぽつりぽつりと降り出した雨が,急に激しくなったので雨具に着替える。
 このところ暫く雨の中を歩く経験をしていないので,雨に濡れた木道は滑りそうで怖い。腰が引けそうになりながらも雨に耐え,ひたすら龍宮小屋に急ぐ。手袋もしていない両手が冷たい。相当冷え込んできているのだろう。このまま雪になってくれるといいのだが・・・,そんな思いで見ていると時折雨の中に白いものが見えたが,霙になったりすることはあっても直ぐ止んでしまい,なかなか本格的な雪に変わることはなかった。

50.jpg
【上田代を過ぎる辺りから小雨が強く降り出しました・・・ それがやがて霙に】

 龍宮小屋に着くと小屋閉めの手伝いで来ているNさんや例年この時期に宿泊しているTさんらが通りかかり,声をかけてくれた。今日の宿泊客は20名ほど。悪天だからと取りやめるどころか,むしろ雪を期待してそれを楽しみに来たという人ばかりである。ただ,その中に,例年この時期に来て長逗留していた兵庫のTさんやHさんの姿が見えないのは寂しさを感じる。
 部屋にいても寒いしつまらないので,ストーブを取り囲んで集まった人たちと暫く雑談していたが,体も冷えてきたので早々に入浴。予報よりも遅れ気味の雪に,本当に降るのだろうかと不安になりながらも,夕食後もストーブの周りには人だかりができて,外の様子を気にしていた。やがて少し遅れて降り出した雪は,だんだんその勢いを増し,みるみる数センチの積雪となった。これで一安心。明日の早朝は,念願の雪景色と対面できそうである。寝起きに目の前に広がる真っ白な雪景色を夢見て床についた。

60.jpg
【ついにやって来ました。お待ちかねのものが・・・】
nice!(10)  コメント(0) 

■錦秋の尾瀬に霜が降る[3] [尾瀬ケ原]

1.jpg
【一面真っ白な大霜の朝。モノトーンの世界に赤い火が灯る・・・】

□10月14日(土)晴れ 23,888歩
 今朝の好天は部屋の冷え切った空気からも容易に想像できた。今朝も食事は涙をのんで朝弁当にしておいたので,心ゆくまで撮影に専念しよう・・・。小屋を出たのは5時20分を過ぎていた。まだ辺りは暗く,薄明の空にはいくつかの星が瞬いている。三脚なしで撮影できる状態ではないので先を急ぐ。湿原はもちろん拠水林の樹木の先端にまではっきりとした霜が付いている。これは紛れもない大霜だ。深く感謝・・・。シカ柵も漸く除去されたので撮影候補地は増えたが,思い悩んだ末ヨッピ橋方面に向かった。

2.jpg
【太陽の光は湿原を照らし,凍り付いた世界を一瞬にして溶かし始める】

 朝靄がそれほど出ていない分,冷え込みも昨日以上だ。逆に冷え込みが厳しいから朝靄が湧かないのか,その因果関係はちょっと分からないのだが・・・。(^^ゞ 今朝の気温は昨日よりも更に冷えて-5℃。枯葉に付いた霜も冷やしすぎの冷凍庫についた霜のようにバリバリに尖っている。周りをぐるり見渡せばうっすらと雪が積もったかのように真っ白な光景が広がる。夜明け前の青い光が荘厳な雰囲気を醸し出す。

3.jpg
【大霜ならでは。湿原の木々や小さな草の先端までとげとげの霜でびっしり】

 やがて,東と南の空に浮かんでいた僅かな雲が,茜色に染まる。それは,時間とともにその濃さを増し,いつしか至仏山頂を照らし始める。至仏山頂に灯った光はなだらかな斜面を駆け下りて湿原までやってくる。モルゲンロートの進捗状況を確認しながら,夏や秋の定番ポイント・イモリ池に向かう。
その光が湿原を照らし始めると湿原の水蒸気が忙しく動き回る。それにつられてあちこちにカメラを向けて忙しくシャッターを切る。まだ気温が高いのでこの光を受けて湿原の草に付いた霜はあっという間に落ちてしまうのでのんびりしていられない。

4.jpg
【朝の光を浴びて,僅かな空気の流れが起きその揺らめきが霜を輝かせる】

 何処にカメラを向けても絵になるのが,この時間帯だ。いつもなら朝食の時間を気にしたり,ドローンでの撮影に追われたりして,中々撮影できなかった地上からの光景を今回は,怪我の功名でじっくりと撮影できた。久しぶりに一眼レフで撮影する醍醐味を味わった。やはり空撮できないのはどうにも心残りではあるが・・・この時期撮りたかった大霜の光景をここ数年続けて撮影できているが,いつ見ても感動的な光景である。

5.jpg
【水温お高い池塘からは,もうもうと水蒸気が上がり激しく動き回る】

 大霜に覆われていた湿原や樹林帯が時間と共に元の秋の色に戻っていく。今は正に秋真っ只中なのだ。この紅葉と大霜という組み合わせはなかなか見れるものではない。長かった影も徐々に短くなると,大霜は日陰にだけ取り残される。そうした場所やまだ霜が溶けた水滴の煌めく様子を撮影しながらゆっくりと龍宮小屋に戻る。今日一日分の撮影エネルギーをすっかり使い切った感じで,小屋主さんと談笑して小屋を後にする。「また来年,良いお年を・・・」その年最後となる宿泊時の挨拶に見送られて小屋を後にした。

6.jpg
【樹木を真っ白に覆っていた大霜がだんだん溶け,元の色が徐々に戻る】

凄いものを見てしまった後は,どんな秋の光景を見ても気持ちは時めかない・・・。乾いた秋風吹き抜ける尾瀬ヶ原を錦に染まる山々に見守られて山の鼻へ。すると,そこで久しぶりに満面の笑みで,いつものドリンクを美味しそうに飲み干すKさんに遭遇した。しばし談笑して山の鼻を後にする。次はいつになるのかな。出来たら来週辺りドローン撮影のリベンジが出来たら良いのだが・・・

7.jpg
【間もなくピークを迎えようとしている上田代。】

nice!(13)  コメント(0) 

■錦秋の尾瀬に霜が降る[2] [尾瀬ケ原]

100.jpg
【まだ水温が高い尾瀬沼から立ち上がる朝靄の中を優雅に泳ぐカモ】

□10月13日(金)晴れ 27,255歩
 撮影地が目と鼻の先にある長蔵小屋は,そんなに早く起きる必要は無いのだけれど,早々に目が覚めてしまったので撮影の準備を済ませて薄暗い小屋の外に出た。空気はヒンヤリと冷え,ビーナスの帯が空と尾瀬沼の水面を華やかな色に染めていた。沼からはもうもうと朝靄が漂う中を多くの水鳥が餌を啄んでいた。元長蔵小屋のテラスで明るくなるのを待っているとカメラを持った人たちが次々とやってきた。

200.jpg
【雲の切れ間から朝日が射し込んだらしく赤い光は帯状になっていた】

 朝靄に包まれた尾瀬沼の幻想的な光景も暫く見ていたかったが,湿原の様子も気になって大江湿原に移動する。高い樹木の先まで真っ白になる所謂大霜と言えるほどではないが,相当広範囲にわたって霜が降り,赤茶色の草紅葉に染まっていた大江湿原は,まるで雪が降ったかのように真っ白になっていた。木道にも霜が降り滑りやすいので注意しないと・・・。

300.jpg
【朝靄のベールに包まれたダケカンバ黄葉】

 周りを小高い山に囲まれた盆地のような大江湿原は,日が射し込む時間が遅く,この時期はちょうど朝食の時刻と重なる。寒い朝の暖かい朝食は魅力的だが,泣く泣く朝弁当を頼んでおいた。朝食の時間になり湿原を行き来する人は燧ヶ岳に向かう登山者ぐらいとなり,より撮影に集中できる。

400.jpg
【僅かな霜が紅葉した小灌木の葉っぱを繊細に縁取る】

 湿原全体がフリーザーの中に入ったような凍てつく朝。気温は-3℃。木道の脇に既に立ち枯れていたミヤマアキノキリンソウや小灌木の小さな葉一つ一つにまで丁寧かつ綺麗な装飾が施され,青白い凜とした湿原の中で花を咲かせたかのように一際注目を浴びている。

500.jpg
【大江湿原に朝日が射し込む】

 湿原を取り囲む林の上部に日が射し始めると,ダケカンバの黄葉が,ナナカマドやヤマウルシ等の紅葉が,今自分が秋の真っ只中にいる事を実感させる。いつもだと紅葉が終わってから見られるこのような大規模な霜がこの紅葉の時期に見られるのは大変ありがたいことだ。
その光がやがて湿原のシンボルにもなっている三本のカラマツにスポットライトを当てる。そして,程なくしてその光は湿原の上へ。すると僅かな上昇気流を生み,霜を纏う一本一本の草を揺らし,七色に輝く小さな光を四方八方に飛び散らせる。宝石箱に光が当たったかのような美しさだ。
霜が溶けるまでの僅かな時間。時間を忘れて撮影に集中した。この時期の撮影の醍醐味はここにあると言っていい。

600.jpg
【黄葉した樹間越しに尾瀬沼を望む】

 時間と共にあっという間に霜は溶け,僅かに残った影の部分にその名残を留めるだけとなった。長蔵小屋に戻り,まだチェックアウトの時間前だったので,部屋に戻って朝食をとる。やはり冷たく堅くパサパサの朝弁当は出来れば避けたい・・・。

 宿泊と一年間の御礼を言って小屋を後にする。三条の滝の空撮ができないので燧裏林道を回るのは取りやめて,段小屋坂を経由して見晴に向かうことにした。秋の爽やかな乾いた空気の中,ブナなどの広葉樹の黄色いトンネルの中を時間に追われることなくのんびりと写真撮影をしながら見晴に向かう。ほとんど下りだからと油断して歩いていたら木道の段差に躓いて転倒。縛らず動けず倒れていたら登山者に見られてちょっと恥ずかしい思いをした。

700.jpg
【一面のブナの万華鏡の中を進む】

 やはり空撮が出来ないのは痛い・・・。こんな日はビールでも煽って・・・と思っていたら尾瀬小屋の生ビールの看板が目に飛び込んできた。あとは,山小屋に向かうだけなのでここでお昼にすることにした。注文は生ビールとスパイシーカレー。値段は高めだが,生ビールはもちろんカレーも山小屋とは思えないクォリティの高さ。今後私の見晴での定番になりそうだ。

800.jpg
【寺ヶ崎の紅葉と秋の空】

 ゆっくりとお昼を食べてから今日宿泊する龍宮小屋に荷物を預け,早々に一番風呂に入ってから長沢付近を撮影したりベンチでゆったりしていたら,夕食の時間を迎えたのでいったん小屋に戻る。今日の宿泊客は10名程度。紅葉がそろそろ見頃になってきたとは言え平日なので人出はそれほど多くない。いつもと違ってカメラマンもそう多くはなさそうだ。小屋主さんとしばらく談笑してから早々に休んだ。

900.jpg
【夕陽を浴びて黄葉もより一層華やかに・・・】
nice!(7)  コメント(0) 
前の10件 | -