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初尾瀬は,ドローンとともに・・・【4】 [尾瀬ケ原]

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【上空から見ると雪面には不思議な穴が多数空いている・・・ 美味しいご飯が炊けた時のようです】
【ドローンで撮影するに当たっては,関係各所に許認可を頂いた上で撮影しております。】

 昨夜も絶好の星空が広がり撮影日和ではあったが,前日の疲れもあってよく寝てしまい,結果この夜の撮影は見送った。
 しかし,そのまま,朝の撮影も寝過ごすわけにもいかない。少しばかり早めに起きて準備を整える。時間的に間もなく陽が昇る時間である。急ぎで下ノ大堀に向かうと龍宮の出口付近の流れの所で三脚を立て,撮影している人影が見えた。てばまるさんと桐生さんである。ちょっと挨拶を交わして下の大堀付近に向かう。少し溶けかけた池塘の所に三脚を立て,日の出るのを待つ。

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【この時間帯はスチルでも撮っておきたいし・・・,本当に忙しい時間帯だ】

 燧ヶ岳の右肩から毀れた光は,ちょうどろうそくの灯がともったように,至仏山を山頂から下へと染めていく。湿原に朝の光が来る前にデジタル一眼で撮影するが,ここでドローンを飛ばさない訳にいかない。一デジでの撮影を切り上げてドローンの準備を進めた。ちょうど撮影したい時間帯は通常の撮影でもドローンでの撮影でもそんな違いはない。この先,ドローンにのめり込めば込むほど通常のカメラでの撮影は益々疎かになるように感じた。困ったことにいつも通りノープランで湿原内をあちこち飛び回るが,見慣れない光景についつい飛行時間だけは延びてしまい,ついには持っていたバッテリーを使い切ったので急いで小屋に戻り,朝食をとることにした。最後かなと思ったが何とかそれだけは免れた・・・。

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【下の大堀も既にかなり雪が溶けている。今年もミズバショウは早そうだ・・・】

 食事後,コーヒーをいただきながら出発前に小屋主さんを交えミニオフPART2。尾瀬沼経由で帰るてばまるさんとかおるさんがまず最初に出発。しばらくして,ふとKazuさんが机上にある一眼レフに気付く。てばまるさんのだ。電話をかけても通じず,連絡もできずに困っていたが,てばまるさんが途中まで行って気付いて戻ってきて事なきを得た。残りの尾瀬仲間もそれぞれのルートで下山となった。

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【残雪に覆われた尾瀬ヶ原。今年は雪融けが早かったが何とかこの光景が見られた】

 ボクもまずヨッピ方面に向かい橋の袂に荷物を置いて,ドローンでの撮影を試みた。今日は大清水に車を取りに戻るため14時に戸倉に着きたいのでのんびりもしていられないと思い,急いで歩き出すが三叉路付近まで来て,ストックがない事に気付いた。取りに戻るかどうか悩んだが戻ることに決め,この時点で大清水行きの最終バスに乗るのは諦めた。

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【ヨッピ橋付近から景鶴山に近づいてみると尾瀬ヶ原や燧ヶ岳の景色も一変する】

 こうなったら帰りは何時でもいいやと,開き直ってゆっくりドローンタイム。結局鳩待峠着は16:00。その後,タクシーで大清水に行くつもりであったが,ともさんの友人に送られ,てばまるさんの待つ大清水へ。そして,てばまるさんを乗せてかおるさんの待つ沼田駅へと向かった。皆さんの心温まるチームプレイのお陰でいろいろ細かなハプニングはあったものの無事に収まり,楽しい初尾瀬となった。

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【所々に見られる雪原の不思議な模様。池塘のあったところから徐々に溶けていくようだ】
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