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会津駒ヶ岳オフ [会津駒ヶ岳]

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昨年に引き続き会津駒ヶ岳で尾瀬仲間のオフ会がありました。
何名かが不参加となり,最終的には6名になってしまいましたが
以前から交流のあった尾瀬仲間ばかりなので,会えるのを楽しみにしていました。
晴れの予報が出ていたので,好天過ぎて気温が上昇するではと,
寧ろそちらの方が心配になり,朝早く登り始めようと家を3時頃に出発しました。
滝沢登山口上部の駐車場に車を駐め,歩き始めました。
いきなりの急斜面,上昇する気温,そして寝不足もあり,なかなかペースは上がりません。
いや,まとわりついた脂肪の重さもあるかもしれない・・・。
でも,やっぱり一番の原因は体力の低下だろうなぁ。たぶん。

9時頃にやっと水場に着くと,ちょうどJUNさんと花見さんが休憩していました。
みんな出発はもっと後だろうと思っていたので,急に声をかけられてビックリしてしまいました。
のどが渇いていたので,キンキンに冷えた水をたっぷりと補給しました。生き返る~
ちょっと休んでから,ずっしりと重さを増したリュックを背負い,JUNさんたちの後を追いました。
小屋の見えるところまで来てベンチで休んでいた二人と合流して,昼食に。
でも,疲れのせいで食事が喉を通りそうもなく,簡単なものを口にしただけでした。
ここまで来れば,残り僅か。
前回は雲が多くなり遠くで雷鳴が響いていたので一気に小屋に向かいましたが,
今回は青い空に夏の雲が気持ちよさそうに広がっていました。
季節遅れの高山植物に足を止めゆるゆると登り,一年ぶりの駒の小屋に到着。
小屋は今日も満員御礼。

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荷物を部屋に置いて,まだ着いていないKAZUさん夫妻とてばまるさんを待ちます。
やがて,到着した3人と合流して,5時頃から夕食の準備を始めます。
普段では考えられないけれど,自炊部屋は2交代制で,使用時間が限られていたからです。
早い夕食を済ませ外を見ると,条件が良さそうなので山頂の分岐に向かうことになりました。
陽が西に傾くと,稜線を流れるガスや上空の雲を染め上げ,幻想的な雰囲気に。
尾瀬ならではの光景の中を気儘に撮影し,小屋に戻る頃にはすっかり足下が暗くなっていました。
そして,壮絶だったブヨの攻撃も収まりちょっと一息。

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だんだん,ガスが湧いてきたので,小屋に戻り,一眠りして星の撮影に備えることに。
駒の姉さんの話では,今夜は満天の星空になりそうだということで,みんなの期待は高まります。
予想通り,ガスが晴れ空一杯に広がる星空に皆カメラを向け,星景撮影を試みます。
今回は,月齢23で午前1時前に月が昇るということで,まず,駒の大池の前で三脚を構えました。
月が昇り,湿度も高くなってきたので,小屋に戻ります。
中門岳に向かうのは諦め,日の出前まで短い時間ですが休むことにしました。

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4時頃に起きてみると,辺り一面真っ白なガスに包まれています。
これは撮影どころではないと諦めていると,窓の外が俄に明るく,オレンジ色に染まってきました。
一気にガスが晴れ,慌ただしく撮影の準備を始めました。
僕は山頂に向かい喘ぎ喘ぎ山頂付近に着くと,後からてばまるさんもやってきました。
程なく太陽が昇り当たりの山々を染め上げます。いつ見ても心洗われる光景です。
ここでずっと撮影していたいけれど,朝の稜線散歩を楽しみながら中門岳に向かいました。
「天上の楽園」この言葉がぴったりする光景の中を歩いて行くと,
朝露に濡れた草で靴もズボンもびしょ濡れになってしまいました。

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中門岳付近の湿原をぐるりと一周してから,中門大池で後から来たてばまるさんと朝食にしました。
他の尾瀬仲間は来そうもなかったので,駒の小屋に戻りました。
昨日は撮影できなかったのでのんびりと撮影しながら下山しました。
今回も天候に恵まれ,素敵な経験をすることができました。

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尾瀬オフ in 会津駒ヶ岳(2日目) [会津駒ヶ岳]

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【↑↑↑↑↑ 中門大池と銀河 ↑↑↑↑↑】

天の川まで見えていたことから天気はすっかり回復傾向のようだ。撮影の準備をして小屋の前のベンチで2・3枚撮影した。
この天気が長続きするのであれば,他の場所でも撮影したい。
その前に星が出ていたら声をかけて欲しいと頼まれていた花見さんを起こすため小屋に戻ろうとすると小屋の前で灯りがちらちらしていた。灯りの主は花見さんだった。
このまま部屋に戻らず撮影を続けることを伝え会津駒山頂へと向かった。

途中,どんどん雲が増えていくので会津駒を諦め中門岳のみを目指した。しかし,中門岳に着いた頃にはほとんど雲に覆われてしまった。
諦めかけていると,徐々に星の見えるエリアが拡大した。

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【↑↑↑↑↑ 下の方に雲があってすっきりとした星空は見れなかった ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 思わぬ所から陽が昇るのでちょっとおどろき。 ↑↑↑↑↑】

このまま朝を迎える。徐々に山際が赤くなり始める。思わぬ方向から太陽が顔を出すものだ。
中門岳付近は今年はワタスゲが豊作らしい。しかもちょうど見頃を迎えていた。今年はあちこちでワタスゲは豊作なようだ。

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【↑↑↑↑↑ ふわふわのワタスゲが朝陽を浴びて輝く・・・ ↑↑↑↑↑】

このワタスゲの果穂に朝日が当たりオレンジ色に染まり美しい。
そのほかにあちこちに白いイワイチョウがたくさん咲いていた。間違いなく当たり年のようだ。
ハクサンコザクラも何とか間に合った。

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【↑↑↑↑↑ 大江湿原に続いてここでもちょうど見頃を迎えたワタスゲを見ることができた ↑↑↑↑↑】

中門岳のベンチで一緒に朝食をとるために尾瀬仲間を待っていたが,待ちきれずに朝食を食べ始めると,尾瀬仲間が次々と集結した。
好天の空の下,朝日を浴びながら尾瀬のベンチでの朝食は気分も最高だった。
horiguchiさんが到着するとオコジョを見たという。それに肖りたかったが今回は会うことはできなかった。
最後に中門岳や駒の大池の前で駒のあね様を交えて記念撮影を済ませ,帰路に着いた。

尾瀬オフ in 会津駒ヶ岳(1日目) [会津駒ヶ岳]

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【↑↑↑↑↑ 駒の大池と会津駒ケ岳。天気は徐々に回復してきた。 ↑↑↑↑↑】

今回,会津駒ケ岳で尾瀬仲間のオフ会があった。参加者は5名。後からhoriguchiさんも参加することになった。
参加予定者はもう少し多かったのだが,諸事情で参加を見送る方もあり,この人数となった。
僕自身,会津駒ケ岳の登山記録を遡ってみると実に6年ぶりだ。
登り始めから真夏の容赦なく強烈な日差しが背後から迫る。さらに登山口から始まる急登の連続で早くも汗だくに・・・
ヘリポート跡を過ぎると斜面も幾分か緩やかになり,最後の水場で水を補給。
ここで休憩しているshinさんに遭遇。

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【森林限界を過ぎると日差しもきつくなる。此処まで来ればもう一息。】

暫く談笑して一足先に山頂に向かう。
稜線に出ると気温も幾分下がり,涼しい風が吹き抜けていた。
徐々に日差しもなくなり,遠くで雷鳴が響く。夕立が来そうだな・・・。
小屋に着きすぐに受付をして,着替えを済ませる。JUNさんたちは中門岳に向かったようだ。
2時近くなってポツポツと雨が落ちてきた。雷も徐々に近くなってきた。shinさんも無事に到着。
少し雨が降った後,余り大きくないが虹が何度か出た。
1回は目線より下にある虹だった。

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【↑↑↑↑↑ 眼下に見えた虹。 ↑↑↑↑↑】

4:30~5:30までは尾瀬仲間との夕食タイム。それにしてもこの時間に夕食とは・・・!?。
自炊なので,それぞれが用意した簡単な夕食をワイワイ言いながら夕食を済ませた。
そして,ブログでうわさを聞いていた駒の小屋の御夫妻とも面会を果たす。
とても気さくで話しやすい方々だった。
天気予報はまずまずだが,明日はどう転ぶか・・・
部屋に灯ったランプの灯りは8時消灯。その消えたのも確認せず夢の中へ・・・

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ふと目が覚め,外を確認へ・・・ 。
すると,外は満天の星空だった。思いの外天気の回復が速い。(つづく)
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